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ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

装置積み込み、たはっ、雨だぜ!

2024-11-23 08:09:14 | 菜の花座
明け方まで激しい雨、たはっ、びしょ濡れで積み込み、搬入立て込みかぁ、なんてこったい、だれだよ心がけの悪い奴は。

と、あれこれ犯人捜しをしながらトラック乗りつけたら、なんとぉぉぉぉ!晴れたぜぇぇぇぇ!
いやぁ、日ごろの行いのいい俺のお陰だな、よっしゃ、雨の来ぬ間に一気に積みこんじまおうぜ。

今回もいつも通りの荷物の多さ、しかも、形の不揃い感、半端なし。なんとか積み込む、達人の本領発揮!あっ、俺のこと。



こ、これって!積んだって言えるのか?ただ荷台に放り込んだだけじゃん!言う奴には言わせておけ。
危なっかしさ満載でも、絶対に落ちない、積み込み&ロープ掛けのテクニックなのさ。



軽トラもこの後さらに階段数個積み増して、出発、到着した時にはずぶ濡れだった、あ~ぁ。

気持ちを入れ替え仕込みに入る。途中、ヤバヤバ!の出来事もあったが、まっ、それも菜の花座でしょ、と気楽に構えて仕切り直し、午後には舞台の仕込みも終了した。相変わらずのスローペース。

本公演の照明で一番の難題、ベランダから見える鬱蒼とした森をどう表現するか?これはITOという灯体を利用して、見事課題を解決できた。


スマホがピクセル8Aになってカメラの性能上がったから、背景の森が写り過ぎちまってるけど、そこは照明さんの手で巧みにシーンに仕上げてくれるからご心配なく。

立て込みのトラブルの他、今回は照明さん二人が、試練の独り立ち!をしたせいもあって、退館時間ぎりぎりに色作り完成という綱渡りだったが、まっ、明日も一日あることだ、焦らず苛立たず仕上げて行こう。
役者たちも役を自分のものにしつつあることだしな。

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京都から助っ人?

2024-11-22 22:58:58 | 菜の花座
暇だなぁ、なんて言っちゃいかんよ。
菜の花座の舞台に立ちたくて、京都から来るってんだから、その熱意と意欲と実行力と執念と、そう、あらゆる賛辞を送って歓迎しなくっちゃ。

本番前の1週間、こっちに泊まり込んで稽古に専念している。



よっぽど俺の書いた台本に惚れ込んでるんだな、って、違うって、菜の花座で芝居するのが楽しくって仕方ないからなのさ、もちろん、終演後の打ち上げも含めてね。

数年前まで単身赴任の米沢でプラザのシニア演劇学校に通ったのが病み付き、終了後即座に菜の花座入団、幾つもの舞台で味のある役どころを演じて来た。

特に音楽、楽器ならなんでもござれ、本職はサックスらしいんだが、『流れ旅 赤い夕陽の』では、戦地慰問芸人の一人として、アコーディオンを演奏してくれた。それも、初めて手にした楽器って!もはやその才能は玄人、天才の域だ。ちょっとほめ過ぎ。

今回『蒼き森の館』にも当初から是非出たいって申し出を受けたんで、彼が活躍できる役とシーンを用意した。大切な道化役で、とても重要なシーンなんだが、登場はそれ一つ、前後につながりがまったくないって設定で書いた。1週間で追いつかなくちゃならんからね。

館に住み着く霊を払う地元の法印様という突拍子もない役柄だ。持ち味を生かしてコミカルに描き上げてある。

まっ、こういう臨機応変、融通無碍の作劇てのは、得意なんでね、せいぜい羽目を外して自分もお客さんも楽しんでもらおうと思ってる。

残念なのは、現在肩を故障中とのことで、カーテンコールダンスには参加できないんだって。が、これって公演終わった後に、さぁて無事終わった思いっきり飲むぞぉ!、って、諸手を上げて万歳するんじゃないか?なんてツッコミ入ってたっ、俺が突っ込んだんだが。

まっ、こういう軽口がお似合いの明るい人柄、だから、その熱意とともに、団員すべてから愛されているんだがね。

今週の稽古は、法印様の登場シーンは特別枠、連日時間を掛けて絞られている。
さぁ、本番じゃ客席に笑いの渦を巻き起こすことができるかどうか?
美味い酒が飲めるかどうか?
胸を張って京都に帰れるかどうか?

稽古、稽古、稽古あるのみ!


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今年は?バカ受け、認知症コント

2024-11-03 08:09:13 | 菜の花座
もう、さっぱりお任せだ、町主催の認知症サポート講座で演じるコント。
菜の花座のシニアチーム、さっさと配役決めて、ちゃっちか台本手直してして、じゃんじゃか稽古重ねて、公演につぐ公演、これがまた大当たりだって。

そうかぁ、もう演出だぞぉ、なんてしゃしゃり出ない方がうけるってことなんだ、頼もしくも喜ばしい、反面、ちょっと寂しかったりして。

でも、台本は俺書いたんだから、って、だからしゃしゃり出るなって。

今回はアイディアの勝利だったかもな。怪人20面相とコナン、ならぬコンナの対決、ええーっ?怪人20面相なんて子どもたち知ってるか?

心配無用!黒マントに仮面、これで十分小学生の興味惹きつけられるんだよ、狙い的中。



コナンっぽい少女もなかなか決まってる。さらに、


恒例!本物お巡りさんも出るしね。

このコントを町の小中学校すべてで上演する。

なんか、シニア役者たち、菜の花座の本番舞台より生き生きしてるんじゃね?

今日はこのコント引っ提げて、町芸術文化祭に颯爽と登場だ。こちらの打ち合わせも、準備も、リハーサルもすべて自分たちでさっさと済ませてくれた。
ただ問題は、大人、中でも高齢者が中心の観客に受けていれてもらえるかどうか?

それはともかく、頼もしい!そういうこった、お任せすればみんな頑張るし、出来るようになる、ってことなんだ。

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今回も、ダンス有りで!

2024-10-29 17:40:03 | 菜の花座
なんだとぉ、またやるのかよ、下手なダンス。
懲りないねぇ、菜の花座。

やるともさ、もう、こうなったら、菜の花座はダンスでエンディング、とことんこだわるぜ。
お客さんだって承知の上さ、って、仕方ねぇなぁ見といてやるかってお目こぼしに与ってるだけだろうけど、いいのいいの、それだって、売り物だぁ!って言い切っちまえばいいのさ。

ただし、今回は劇中のダンスはなし、さすがに題材が重すぎて、ごめんネタバレになるからひけらかしもできない、踊ってる場合じゃないよ、ってことだが、芝居が終われば、こっちのもの、おっと、失礼、カーテンコールはダンスで締めだ。

曲目は?どうしよう、ばらしちまうか。物語とは直接に関係しないから、教えてしまおう。あっ、全然無関係、ってわけでもない、見る人が見れば選曲の意図はわかるかも。

ビヨンセの『フリーダム』!うわっ、なんちゅう曲を踊るのよ、ってご心配はごもっとも。ユーチューブ動画、水を張った舞台での踊りを見れば、だれだって惹かれるけど、踊る?っとなりゃ引くよ。

ビヨンセがカマラ・ハリスに与えた曲、って言えば、なんとなくこの曲を選んだ理由は直感できるんじゃないの。

とは言っても、団員の半数がシニアって菜の花座で、この勇ましい曲はどうよ?って不安はあった。でも、振り付けもメンバーの一人が付けてくけたし、
稽古日には開始から30分は若手は仕事で遅れるから、ダンスの稽古はシニアメンバーだけ、何度もしつこく繰り返せば、なんとかなるんじゃないか。

そのダンスレッスン見てて、あぁ、ダンスはやっぱり必要だ!って痛感したのさ。これ、シニアたちの若返り体操、あえて100歳体操とは言わない、認知症予防に効果抜群だって気づいた。



連日踊りの稽古続けることで、体も脳も老化をくい止めることができるに違いないって確信したね。

そんな自分たちの都合で見せるのかよ、下手なダンス!って怒られそうだが、この先長く菜の花座を楽しんでいただくために、ご協力お願い!ってことでご容赦を。

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予備知識なし、で台本読む

2024-09-04 09:36:35 | 菜の花座
菜の花座11月公演の台本『蒼き森の館』仕上がったぜぇ。



今回は、きぱっと1カ月、書き方にかかりきったからな、ラスト数日は余裕で何度も見直しできた。上手い具合にラストのアイディアが浮かんだってことも大きい。

印刷した台本、劇団に持ち込んで全員で綴じ方して、いよいよ、最初の台本読みだ。今回は今まで違った趣向で読んでみようぜ。

事前の注釈やら、予備知識の挿入は一切しない。すべては台本に書かれた内容から、各自が読みながらストーリーやらキャラなりを見つけて行く。
ただ一つ、同じ名前の登場人物が二人いて、その二役の表記についてのみ確認した。
なかなかの高度知的作業だな。

なんでこんな不親切な導入で始めるか、って言ったら、そりゃ、メンバー一人一人が台本を読み切る力をつけてほしいからなのさ。
あらかじめ説明されていなくても、素の台本から極力多くのものをつかみ取る訓練だ。指示され教えられ、何度もセリフ読みのダメだしを受けつつ作品を理解して行く、それも大切なんだが、それって、待ちの姿勢になっちまうんだよな。
もっと意欲的に作品やセリフを自分のものにして欲しいのさ。各自が主体的に読みこめば、当然、作品の理解は深まり、さらに高い水準にまで仕上げて行けるわけだ。

理由はもう一つ、そろそろ演出できる人材を育てておかなきゃならんってこと。目星をつけていた団員、結婚・出産・退団、お決まりのコースをたどって、で残念、いや、おめでとう。
演劇経験がやや乏しい残ったメンバーから育ってもらうとなると、もっともっと意欲的に台本を読んで欲しいのさ。
舞台をたくさん見るってことも大事なことだが、演出は台本からイメージ立ち上げる力がないと無理だからね、そのためにもまっさらの台本をどんどん読んで、台本から舞台を想像できるようになって欲しいわけさ。

そんな思惑あっての事前レクチャーなしの台本読み、口出ししたいのをぐっと我慢の2時間だった、が、1か所だけ!この作品の決め手のシーン、村人多数が館の女主人に駐留軍相手の慰安婦になることを強いるシーン、この最重要の場面だけは、あまりに理解が不十分で、男たちの陰湿さとかうしろめたさとかが不足をしていたので、背景や作品中の位置などをくどく説明してしまった。

そう、ここが、一番の決め手で、このシーンを観客に突き刺せなければ、この作品、女たちの軽やかな反撃物語になってしまう。つまり、いつもの菜の花座、代り映えせずの舞台になっちまうってことなのさ。
この先も何度もダメ出しを繰り返す予感十分だな。

メンバーたちも、以前とは違って、それぞれ役柄やセリフを理解しようと努力してることがよく伝わってきた。その意味では、まずは試み、成功だったかな。

でも、やっぱり、こちらの要求水準には達していないんだよなぁ。

まっ、当然のことだけど、ここから大量かつ矢継ぎ早のダメだしを重ねに重ねて、舞台が作者の意図を表現するものになって行くってことだ。

持ち時間は3が月弱!どこまで仕上げられるかなぁ。勝負だぜ!
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