泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

慣れてしまえば問題ないことなのだろうか

2020-06-01 11:39:47 | 丹下一の泡盛日記
日曜日、今では恒例となったプレイバッカーズのZOOMでの稽古。
ZOOMの「感覚」に慣れては来た。
そして、その限界なのか、それとも慣れが足りないのかわからない状態にいる。
150年前に「電話の時代」が始まった時「会いに行きゃいいんだ」と
今まで通りに面会しに行く人も多かったという。
電話の音声は、明らかに変換された電気信号だった。
今ではその「声/音」に生の手触りを感じている。
LINEに現れる「文字」は、小さな画面上の「記号」。
短い文、にもならない「記号たち」に過ぎない「ことばたち」。
なので絵文字やスタンプが必要になる。
そして、スカイプを使っている時から「テレビ電話」には、もどかしさを感じていた。
触れない、だけではない。
特に相手が複数になった時に舞台で感じている「場のエネルギーのようなもの」が
わからないことがあるのだ。
ZOOMでもそれは同じで。
慣れてしまえば問題ないことなのだろうか。
それが、わからない。

稽古の後は動画の編集。
機材を買いに出掛けたついでにスーパーへ。
渡蟹が30%オフで安かったので購入。
引き出しにあった餅米でおこわにした。

亡くなりかけていた大根は、大根餅に。



残った蟹の殻を割り、出汁をとり春雨スープに。
安い材料でなんとか生き続けております。
コメント
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