泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

カッピングに助けられた

2018-02-18 18:58:49 | 丹下一の泡盛日記
前日は帰宅後、なにもせずに布団に直行。
胃がものすごく荒れているのがわかる。
そして腸の具合もよくない。
とりあえず横になりたい身体をそのまま布団に潜り込ませるとそのまま爆睡。
目が覚めて、でかけるぎりぎりまで布団の中に。
15分でコーヒーとお茶を入れて風呂につかり、ホールのお仕事へ。
仕事は夕方に無事終了。

明るいうちに帰宅できるなんてありがたい。
頂いたお弁当は持ち帰る。
代わりに持参したカップうどんを食べたのだけど、はじめて不味いと感じた。
大分身体が参っているのがわかる。
夜、Mが来てカッピング治療をしてくれた。
初めてだったけど気持ちのよさにびっくり。
食欲も出て(前日からトーストとカップうどんしか食べてないもんな)、ちょこっと食べてまた眠る。
逆に夜中に目覚め、そこから朝まで目覚めていた。

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藤原京子さんの「Arcadia」

2018-02-18 18:34:41 | 丹下一の泡盛日記
金曜日、朝からどうも体調がおかしい。
珍しくおなかの具合が悪い。
まさか「インフルか!?」と疑うが、他に症状はない。
なんか悪いもん食べたかなあ。。。
朝ご飯を遅めにしてトーストにチーズ、ミルクティーのみ。
昨年中之条のビエンナーレでヒグマ春夫さんにご紹介いただいた藤原京子さんの作品展示を見るためにゲーテ座へ。

ここは岩崎ミュージアムというのだそうだけど、自分にとっては「ゲーテ座」。
というのももうずいぶん前にここで江戸馨さんのシェイクスピア朗読の会を持ったことがある。
そのホール空間にガラスの階段が天空にのびていくオブジェが。
「Arcadia」というタイトルが付けられている。
藤原さんとも再会。
お話を伺うことができた。
過去の作品たちの写真展も同時に開催。
ゆっくりと拝見しエネルギーをいただいた。
これだけの大きさのものを仕上げていくには物理的にも大きな時間と労力が必要だろう。
作業に取りかかる前、そして作業進行中の作品完成のための具体的/物理的な計算と時には同時並行でなされる底辺の思考作業。
それらが丁寧に積み重ねられていった結果を前にすると、どこか宗教的なストイックさと静かに押し寄せてくる官能的な波を感じる。
もしも触れたら切れてしまう弱々しい皮膚を持つ自分を誘うガラスたち。
もしそこに立てば、即座に踏み抜かれ、割れてしまうに違いない、決して上がってはいけない、上がれない「どこか」への階段。
ぎりぎりまで照明を落とした小ホール空間にのたりと居座るは虫類のようでもあり。
客席からみれば、このオブジェの向こう側にステージが設定されていて、そこでのパフォーマンスがどのように見えるのか強い興味がわいてくるのだった。

スイッチを切り替えるために港の見える丘公園で空を見る。
空が広いのは、いいなあ。
そしてボートシアター「さらばアメリカ」の稽古場へ。
チョコレートを少し食べて、稽古。
色々と確認しながら最後まで通す。
さすがに終わるとばてばてだったけど、5月の本番の日程を考えればこれくらい体験しておかないとね。
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ヒグマ春夫さんのビデオインスタレーション

2018-02-16 11:56:11 | 丹下一の泡盛日記
木曜日、午前中に池袋で弟と会う。
所用に立ち会ってもらい、別件の「次」へ向かう彼と別れて実家へ。
それにしてもいきなり昼時にやってきて「腹が減った」と言うだけで美味しい餅が焼かれて出てくる。
ありがたいこっちゃ。。。
荷物をたくさん抱えていたので一度横浜に戻り、今度は銀座へ。

今度の「ハムレッツ」ver.5でもご一緒するヒグマ春夫さんのビデオインスタレーションのコラボレーションシリーズ。
会場は「ハムレッツ」ver.2を上演したK's ギャラリーだ。
そういえば、父はこの舞台に立ち会ってくれている。
もう大分弱っていたのだけど弟が付き添って連れてきてくれた。
今日も自分を気遣い(逆だろうに!)駅まで見送りにきてくれた。
父にも母にも心配ばかりかけてきた人生だよなあ。。。
と思いは巡らせつつ、ヒグマさんのインスタレーションはきっちり拝見。
会場で上映されているDVDが素敵だ。
中之条の農具と映像のコラボの現場は自分も現地で立ち会わせていただいている。
そこからまた別次元に進化していることが素晴らしい。
映像作品を見るときに技術ばかりを見せられることには閉口する。
驚くのは一瞬だけ。そして、感動はない。
だからヒグマさんが「技術はこの辺まででいい」というスタンスの正確さにも共鳴する。
この日はライブの映像も素敵だった。
この展覧会終了後「ハムレッツ」に集中するからね、とおっしゃって下さった。
また気合いが入る:)
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「ハムレッツ」稽古DAY2

2018-02-16 11:52:31 | 丹下一の泡盛日記

水曜日は「ハムレッツ」の稽古。
原内真理さんとひたすら向かい合う。
この頃の若い女優さんたちは、身体だけでの「動き」の訓練を受けていない。
原内さんにとっても新鮮なことばかりだろう。
夜、チラシが出来上がってくる。
素晴らしい!
秋山智子のデザインはますます冴え渡るなあ。
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「ハムレッツ」稽古初日

2018-02-14 11:20:20 | 丹下一の泡盛日記

前夜、飲みながらEは日本語の練習。
今回の成功を受けてこれから年に一度は講師で来日の予定。
そりゃあ、言語の習得にも気合い入るよな。
ひらがなを覚えるのは自分がタイ文字を覚えるようなもんだろう。
すごいよなあ。
覚えるのが早い。

今回最後の朝ご飯は、軽めに。
がっちりハグして駅で見送り。
帰宅してしばらくすると羽田空港まで送り届けるかよさんから連絡。
Eが我が家にスマホを忘れたのだった。
駅まで引き返し再会。
E「無意識で、帰りたくなかったんだよ!」。
笑い話ですんで本当によかった。

午後から夜にかけては原内真理さんと「ハムレッツ」の稽古。
いよいよここから始まる。
午後は身体を動かす。
休憩を入れながら、何度も繰り返していく。
原内さん、初めての体験たくさん、だったかも。
それでも毎回深みを目指して挑戦していく。
ありがたい。
ご飯休憩後の夜は台詞の読み合わせ。
「平家物語」の稽古を踏まえ、一音も逃さずにチェックしていく。
こういう稽古の時間がなかなか取れなかった。
「アメリカ」の稽古は続いているし、「にごりえ」の稽古も迫っている。
戦いの日々が本格的に始まったのだ。
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Eのサイコドラマコース、無事終了

2018-02-14 11:03:45 | 丹下一の泡盛日記

月曜日はホールのお仕事なのでEの朝ご飯をテーブルに用意して出かける。
先日は年に一度あるかないかの大楽勝な日だっただけに、この日はきちんとお仕事しました:)
夕方終了後、上大岡のおいしいご飯屋さんでスクール校長のかよさん(宗像佳代)さんのお招きで晩ご飯をお相伴。
3日間のEのコースは無事終了。その打ち上げ。
クラスは大成功だったそうで「彼は頭がいい!」。
珍しい発言だ。
もちろんEも満足そうで日本語の練習を繰り返しながら料理をぱくついている。
先日、難しかった「つ」の発音もクリア。
完璧な「つ」のおとだ。
香港人にはかなり難しいはずなのに、さすが。
ハードな一日を終えた後風呂場から発音練習の声が聞こえてくるんだもんな。
帰宅後は、もちろん宴会の続き♪
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日本語勉強中

2018-02-11 13:00:35 | 丹下一の泡盛日記
うちに「居候」中のEはトリリンガル。
広東語で育ち、英語も話す。
香港大学卒業だもんなあ。
30年くらい前なら香港大学に進学できるのはパーセンテージでいうと一桁台だったそうで。
海外の大学に進学する人も普通だったそうだ。
と早稲田に留学していた香港人から聞いた。
昨夜遅く、打ち合わせの電話がかかってきて「ちょっとごめん」と話しだしたら北京語で話しているのだった。
そんな彼がこれから日本で講師を続けていくのなら、と日本語を習いだした。
何かを見るたびにひらがなをチェック、確認してくる。
この感覚、わかるなあ。
そしてやっぱり香港人は「つ」の発音が苦手。
「づ」か「ちゅ」になる。
オリンピックの開会式で「月の壷」が登場。
こりゃあいいや、と「あれ、なんだか知ってる? ムーンポッドなんだって。日本語で言うとさあ」と。
「つきのつぼ」だよ。
E、苦笑いしながら絶句: )

前日の朝ご飯がちょっとカロリー多めだったので、3日めの朝は、ヘルシーに:)
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「ハムレッツ」台本

2018-02-11 12:50:33 | 丹下一の泡盛日記

というわけで、ワークショップ講師で来日したEの初日。
自分の小屋入りが遅くなったので一緒に朝ご飯。
仕事は1年に一度あるかないかの短い時間で終了:)
帰宅して夜食を仕込み「ハムレッツ」の台本に取り組む。
江戸馨さんの翻訳の原本が見つからずに困っていた。
PCが事故死なさった後、バックアップが行方不明。
神様のいたずらか、と思っていたのだけど、ひょんなことから印刷したものを発見。
その文字たちを見た瞬間にいめーじがどんどん湧いてくる。
やっぱり江戸さんの翻訳じゃないと駄目なんだなあ。
一気に進むもの。
できるかどうかわからないこと(多分、無理)も含めてイメージを書き連ねてゆく。
こちらの稽古も早く取りかかりたいなあ。。。。
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Eが泊まりに

2018-02-10 09:12:21 | 丹下一の泡盛日記

昨年、広島でも一緒だったEがプレイバックスクールの講師として来日。
彼に強い希望でホテルではなく我が家に滞在することに。


スクール校長のかよさんにディナーをご馳走してもらい一緒に帰宅。
つまみに味噌炒り卵を作ったのだけど、ふたつの味噌を提示したら、彼は先日Kりんがくれた手作りの方を選んだ。
いい舌持ってるぜ香港人:)
連休中は我が家に滞在の予定。
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「さらばアメリカ」仮衣装で稽古

2018-02-08 23:49:54 | 丹下一の泡盛日記
目が覚めたら喉がおかしい。
「平家物語」の会場が異常に乾燥していたせいかなあ。
身体もだるい。
朝、いつもの時間に目覚め、二度寝したら昼間で眠ってしまった。
体調を第一に考えないと行けない綱渡りの日々。
夕方には、ボートシアター「さらばアメリカ」の稽古場へ。
港で空を見上げたら、すごい雲が。


雪もちらつきなんかおっかない。

この日は衣装を着けてチラシやパンフレット用の撮影も兼ねた稽古。
「平家」のおかげで声ははっきりと出る。
ことばもより明晰に認識。
ワークショップの参加者にもこの感覚を味わってもらいたいんだけどなあ。
それにしても途中からいきなり入ったのでなんか感じがおかしくて台詞が全然出てこない。。。
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