泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

白井市の男女共同参画イベントに出演

2017-11-11 18:54:22 | 丹下一の泡盛日記

昨夜、ベジな晩ご飯を食べつつちびちびやりつつ録画した「チャイナタウン」をみた。
事前知識が無いまま見始めて、「しまった!」と。
これは名作だ。
腰を据えてみないといかん!
つまみも作り、さくっと早寝のはずが、もちろん最後まで見てしまう。
映画にはまるタイプではなかったので、有名な映画を見逃していることが多い。
だから、最初の頃は、いつになったら「チャイナタウン」が出てくるのか、と思いつつ観ていた。
もっともこの映画は、大人になってからじゃないとわからんな。
ポランスキー監督の役者も観ることができて興味深い。
終了後も様々な思いが駆け巡り、本当は誰かと飲みたい気分。
いいものを観た。
もちろん本番前なのできちんと布団に入り、5時間くらい眠り目が覚める。


千葉県の白井市での男女共同参画のイベントにお招きいただいた。
7時に家を出て9時には駅でのお迎え。
イベント会場のステージでの舞台。
あまりいい環境とは言えなかったけど、そんなときこそ全力投球。
会場で無農薬の野菜を購入。
小松菜が100円。美味しそうな小振りの葉付き大根が50円!
帰宅して小松菜をおひたしにした。
ただ茹でただけなんだけど、これが大当たり!
ここ10年で一番美味しい小松菜。
ご褒美をいただいた気分だ。
明日は羽田から熊本空港へ飛ぶ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

来年は戌年か!

2017-11-10 19:50:22 | 丹下一の泡盛日記
今日は朝から動画編集。
もちろん広島大学でのプレイバッカーズの公演。
編集用に使っていたPCが過労死してしまったので古い方で。
なので時間がかかるのだった。

作業途中で朝ご飯。
昼過ぎ、いったん作業を終了して都内へ。
名古屋から来ているぽん、こと水木菜花に会いに出かける。
来てみたら64も一緒。
久しぶりに3人で時間を過ごす。
夜の別件に向かう彼女たちと別れて帰宅。
他にも色々と行きたいところはあるのだけど、身体が重い。
ついつい不義理を重ねてしまうのだ。
3人で文房具屋に入って年賀はがきを見た。
いつの間にかそんな季節。
来年は戌年なんだ!
部屋のデスクの上に12年前の戌年に64がつくってくれたメモ帳が今もおいてある。
うちのわんこたちが印刷されているから今もって使えないのだ。
「わんこまみれ」が懐かしい。
明日は本番で早い。
明日のパッケージは既にできている。
ちなみに明後日からの旅のパッキングもほぼ終了。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「アメリカ」の稽古

2017-11-10 00:20:29 | 丹下一の泡盛日記
「いつもの」時間に目は覚めてしまったけど、久しぶりにゆっくり起きる。
学校ツアーから広島のアジア大会に飛んだのは本当に楽しい時間になった。
心は着地させたつもりだったのだけど、身体のフィードバックが。。。
こんなときに仕事が無いのも切ないが、身体には本当によかった。
もちろん洗濯はじめ雑事をひたすら。

所用で外に出たのだけど、風が冷たい。
夜の稽古前にごぼうのかき揚げでそば。

こないだまでは稽古場に着いても明るかったのになあ。
乗り換えを嫌ってバス愛用。
30年くらい前、Sさんが「時間がかかっても乗り換えの無いバスがいい」と言っていたのがよくわかる。

広島に行く前日の夜が「アメリカ」の稽古だった。
肩に力が入りすぎて我ながら嫌になった。
今日もまだまだ力入り過ぎ。
それでも「大人」の役者たちとの稽古は楽しい。
演出からのフィードバックを一言聞いた瞬間に大きく芝居を変えてくる。
さすがの自由自在。
だからこちらも自然に変化するし、その場でのアイデアがどんどんわいてくる。
楽しいなあ。
なんて言ってる場合じゃない。
次回までに考えること、やるべきこと(もちろん台詞)てんこ盛り。


最終バスで帰宅。
たくさん汗をかいたので残り物のピメントをボートに。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

遠い「外国」から帰ってきたようなもんだもの

2017-11-09 14:45:58 | 丹下一の泡盛日記

8日(水)は12月3日(日)に開催される「かながわ民俗芸能祭」の会議。
もう8年目になるのだとか。
いつもより長く2時間近い会議になった。
終了して帰宅する途中、なんだか目がしょぼしょぼする。
単なる国内都市の「広島」ではなくものすごく遠い「外国」から帰って来たようなもんだもの。
FBやインスタグラム、LINEで「帰国しました」や「これから飛びます」があふれている。
結局海外から160人近く、国内からは60人が参加していたのだそうな。
半数は仲間や友人、知り合いだ。
夜はMのお誕生日でささやかな宴会。
土曜日からは本番再開。
千葉県白井市に初めて伺う。
日曜日の便で熊本空港に飛ぶ(^o^)/

Tama+ projectのホームページができました。
まだ一部工事中ですが、ぜひご覧下さいませ。
http://www.tamaplusproject.com/
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

広島から。その4

2017-11-08 12:18:03 | 丹下一の泡盛日記
エディを見送った後はC-KANと二人で午後を過ごす。
彼女の用事を済ませた後、一緒に広島現代美術館に行くことに。
25年くらい前、ここのホールで公演した事がある。
それが初めての広島だった。
ランチを済ませて丘を登り美術館に着いたのは14時くらいになっていた。
何をやっているのか知らなかったが、なんと大分で面白いと思ったラムネ温泉の建物を設計した建築家の作品展なのだった。


さすがこの美術館の企画はいいなあ、と思いつつ楽しんだ。
この展覧会のために制作された「茶室」は中に入ることができる。

アートに触れる中で、クールダウンした意識が「次」に向かい始める。
そんな時間を共有してくれる人がいて助かった。
C-KANも同じ気持ちだと言っていた。
こんな面白い展覧会を見た後は誰かと話して共有したくなる、と。
楽しい時間はあっという間にすぎていく。
今度は自分がバスセンターで見送られる番だ。
こういう時は一人残る方がつらいことも知っている。
大丈夫、もう少ししたら香港チームのKiKiたちがやって来て彼女に合流する。
またね、と別れて空港へ。
バスの中ではもちろん爆睡。
搭乗口でかよさん(宗像佳代)、あきちゃん(小森亜紀)、くみちゃん(佐藤久美子)らプレイバッカーズのメンバーと再会。
彼女たちは島のワークショップを終えて。
くみちゃん「なんだかものすごく久しぶりにあった気がする」。
そうなんだよな。脳って不思議だなあ。

羽田空港からの電車の中では3人でフィードバック。
もうすっかり「いつもの」状態に戻っているのだった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

広島から。その3

2017-11-08 11:47:18 | 丹下一の泡盛日記

横川駅から三原に戻るというクリスとトラムに乗っていた。
その前に色々と話していたのだけど、クリスが突然「僕、大丈夫だから。みんなは宿に近い駅で降りて」と。
トラムの終点は横川駅。そこで切符買って三原にまで行くのは自分には「冒険」だけど、一人でやってみたいんだ。
いいじゃないか! とみんなでクリスにハグをして一人残してトラムを降りた。
次に会う時を楽しみにしてるぜ。
その夜は、3人でたくさん飲んだ。。。。
こういうゆっくりとのクールダウンが一番ありがたい。
というか、もう何度も体験してわかっているので、無理を承知で2日間の「オフ」をとったのだ。
気絶して、気がついてトイレに行ったらエディが布団を敷いてくれた。
ばったり倒れて眠る。
翌朝、若干酒は残りつつもいつもの「ちょっとどんより」感覚で日常に戻りつつあるのを感じる。
みんなのろのろと起きだしてくる。
昨夜、エディがC-KANに「彼は林憶蓮が大好きなんだよ。」と話していた。
王菲も好きだよ、と。
彼女が知らなかった曲を教えた。
それを覚えていてくれたC-KANがiPadで王菲の曲を流してくれる。
朝起き抜けに王菲を聞き、一緒に口ずさんでいるエディやC-KANと出かける用意をする。
なんて幸せな朝だ:)
朝ご飯へ。
そのまま香港に戻るエディをバスセンターまで見送る。
もちろんすぐ会えることも知っている。
それだけではない「今回の時間」から離脱することを惜しみ、すでに懐かしんでいる気持ち。
バスが見えなくなるまで見送った。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

広島で。その2

2017-11-08 11:23:02 | 丹下一の泡盛日記



電車に乗ってフェリーに乗り換え、宮島へ。
宮島は香港でも大変に有名なんだそうで。



しっかり観光旅行ガイドする。
もちろん平清盛がこの神社に多くの僧侶を集めて火を焚いて夜を徹して誦経した話も忘れない。
時間がなくて山頂はあきらめる。
代わりに夕日の中、高速船で広島原爆ドームまで戻るプランをご提案。


ちゃんとスタート地点に戻って来た。
ここで面白い体験をした。
もうすっかり暗くなり、ライトアップの光で異空間的な雰囲気の中、川沿いに歩いていた。
終日、英語と中国語で過ごし、この時も英語で話していた。
向こうから歩いて来た女性たちが日本語で話しているのがすれ違うときに聞こえた。
(広島にいるんだから当たり前なんだけど)
その瞬間に自分がいる場所を忘れ「あれ、日本人だ!」と思ってしまったのだ。
脳がなにか別のことにスイッチしていたのだろうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

広島で。その1

2017-11-08 11:04:47 | 丹下一の泡盛日記
今回の参加者の大半は、大会終了後に向いの島で行われるワークショップに参加する。
閉会式後、退去して別のバスで移動したのだった。
エディーと終了後の約束がなかったら自分も島に渡っていただろう。

朝7時にクリスと待ち合わせ。
20歳の、まだ子ども。
「僕、朝起きられないかも」などと平気で話していたけど、やっぱり遅刻。
それでも一生懸命走ってくるのだった。
二人で各駅停車で広島駅をこえて横川駅へ。
エディとC-KANが二人で泊まっている宿へ。
今回、色々と案内するにあたって一つだけ条件を出した。
まず最初に原爆祈念資料館に行くこと。
全てはそれからだ、と。

原爆ドームにお参りし、記念館へ。
新しくなってからは自分も初めてだ。
ゆっくりと見て回りゴールまで来たところで、なんと台湾のユーチェンに出会う。
彼女は展示を見ながらぼろぼろと泣いていた。
そんなときに出会ったもんだから涙にびしょびしょにぬれたほおを押し付けながらのハグに。
ここで再開したのもご縁だね、と別れる。
ぶらぶら裏道を歩いて出会ったラーメン屋で昼ご飯。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アジア大会最終日

2017-11-08 10:48:12 | 丹下一の泡盛日記
あっという間に最終日だけど、ものすごく長くここにいた感じもする。
時間が深いし100人近い人たちと交流しているからだろう。
前夜、打ち上げの後、マイケル(シンガポール)とジェリー(台湾)のホテルに行き、ファービーがフィリピンから持って来たココナッツ酒を飲む。
昨年、これが美味しくてマイケルとコプコプとあっという間に2本あけてしまったのを覚えていてくれた。
疲れが出たのかべろべろに。
朝もゆっくり起きたのだけど酒臭いのがわかる(-_-;;;
朝ご飯でNYから参加しているMと一緒になる。
日本人の彼女とはNYの15年前のスクールで同級生。
滅多に会えないけど、会えばあっという間にあの時の時間に戻ることができる。
彼女のWSの内容をかいつまんで説明してくれた。
こんな風に毎日をプレイバックシアターや演劇的な身体の使い方、心理学にどっぷりひたるのだからこんな幸せなことはない。

朝一番は我が家にも泊まりに来たことがある台湾のJの虐待を受けた女性たちのプレイバックシアターについての報告。
続けてフィリピンのファービーがBABAYLANというフィリピンの「まじない師」についてのリポート。
どちらも非常に興味深く聞いた。
存在を知らなかったBABAYLANは自分の専門領域に関わる話でもあり、ノートも取っちまったぞ。
午後はホームグループの「夢」の最終会。
自分が見た夢を演じてもらった。
はっきりとわかったことがあった。
全てのスケジュールを終えて大急ぎの閉会式。
深い時間が続いた会は大成功だった。
たくさんの参加者とぎゅうぎゅうハグをしたのだった。
バスの時間が迫り全員に「ありがとう」を言えないままバスに乗り込む。
プレイバッカーズのメンバーともよくわからないまま別れる。
バスの中でもみんなが話し続けかしましいこと。

明日から一緒の香港のエディたちと駅前の居酒屋で飲む。
エディのチームでコンダクターをやったC-KANはサイコドラマの訓練を受けている、と言う。
で、もっと話を聞くと劇場で衣装と装置を担当していて先生は、あのHYFだと。
おっと、なんだそれは、とHYFとの関係を話すと、さっそくツーショットを撮ってHに送るのだった。
みんなと別れて一人でホテルに戻る。
いつもならものすごく寂しい気持ちに教われるのだけど、明日の合流があるから大丈夫。
むしろ静かにテレビを見ながら飲み直す時間がいいクールダウンンになるのだった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アジア大会2日目

2017-11-08 10:23:08 | 丹下一の泡盛日記
前夜、ベッドに入ったのは22:30ごろ。
3時には目が覚めちまう。
せっかくなので温泉に入り、再び眠る。
前日、エネルギーを出し切ったおかげで疲れは残っているが全身でこの場所に着地している。
いい感じだ。
このアジア大会(今回はアジア太平洋地域大会)は2003年にプレイバッカーズが企画した世界大会をきっかけに2005年にシンガポールで始まった。
そこからの付き合いの「仲間」たちが一斉に集まるもんだから、そこら中で「おお!」と叫んでハグすることになる♪
そして知らない人からも「昨夜のミュージシャンはよかった!」とたくさん声をかけられる。
見知らぬ人でもよかったと思えば声をかけてくる。
嬉しいなあ。


暖かい汁もんが欲しくてポットに熱湯を入れてカップそば♪
食べてる間も通りがかった友人が「わあい!」と寄ってくるのだった。
こうたろう(秋山耕太郎)が引率して来たクラーク国際高校の生徒たちのパフォーマンスに立ち会い、その後自分たちの公演へ。


2日目の夜は昨年のちょうどこの時期に集まったスクールの「Ticket to the Workd」チームで公演する。
素晴らしいことに全員が、誰一人欠けること無くこの場に集まった。
それだけでも感動だ。

コンダクターはシンガポールのマイケル。
自分はミュージシャン。
マイケル、本当に頭が切れる。
英語と北京語を交互に繰り出す。
英語から日本語への通訳は札幌の森ちゃん。(彼女もメンバー)
最後には中国からの参加者が広島の原爆祈念館を訪問するストーリーで終わった。
2011年に南京で一緒だったジャネットが「南京を日本人が訪れて、広島を中国人が。輪がつながった気持ちだ」と万感の思いで語りかけて来た。
終演後、みんなとたくさんハグ。
重い深いストーリーを共有し演じることができた達成感に満ちていた。
もちろんこの後は、三原駅前で大宴会:)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする