泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

激辛の刺激が嬉しい

2015-12-17 08:29:07 | 丹下一の泡盛日記
マイケル・ジャクソンンの「ムーンウォーカー」をみた。
彼の頭の中をのぞいているようなスピード感にあふれた映像の連続。
こういう刺激は大好きだ。

水曜日は朝から嬉しいメール。
例によってごそごそやっているといつの間にか昼過ぎている。
ご飯も食べずに銀行へ。
一番近いのが2駅先という、どんな田舎かと思うようなところに住んでいる。
電車賃払って振込手数料が1件あたり400円超えているなんてバイトの時給くらいになってるんじゃないだろか(-_-;
もっとも複数の口座を持つ若いスタッフは「どの口座の手数料が一番安いですか?」などと聞いてくれるのも嬉しい。
帰りにカレー屋さんに。
インド人がやっているとかではなく普通の日本人のカレーなんだけど美味しいのでしばしば入る。
ただし一番辛いのを注文。
一口ずつゆっくりと噛み締める。
かなりな刺激なんだけど、これが嬉しい。

スーパーに寄ったら青唐辛子があり即買い。
以前お店で食べて美味しかったブータンの「エダマツィ」という生唐辛子のチーズ煮が食べたかったのだ。
聞く所によると、これは伝統料理ではなくスイス人が入って来て伝えたチーズが全国に広まった結果で来た料理だと言う。
米とチーズの組み合わせが好きで、辛いものも大好きなので、店でめちゃくちゃはまってしまった。

レシピを見ると最初にチーズを煮る時にも唐辛子を入れろ、とある。
激辛カレーを食べた後だったので、さすがに手加減してしまう。

なんかチーズフォンデュみたいだ。
ていうかそれが元なんじゃないか?

玄米との組み合わせが素敵♪
チーズを煮る時に玉ねぎを入れたからか、それほど辛くない。
あっという間に完食。
次回はもっと辛くしようっと♪
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セリーヌ・ディオンの「愛の讃歌」

2015-12-16 12:46:22 | 丹下一の泡盛日記

朝には熱は下がり、昼に風呂で髪を洗ってすっきりしたのだけど、大事を取って外出はとりやめ。
この頃は、身体の事がわかるので、無理はしない。
世間には、体調が良くならないようにしている人たちもいることを理解するのに時間がかかったなあ。

がつがつ食べたのに朝の体重は「♪」てくらい下がっている。
何リットル汗かいたんだ?
で、ついつい蕎麦米の雑炊なんかつくってしまう。


晩ご飯は前日の出汁にまた干貝柱と干し蝦を加えたキムチ鍋♪
アルコールは抜く。

TVでアメリカン・ミュージック・アワード(AMA)をみる。
年末恒例の、全米歌謡大賞発表会。
以前、ヨーロッパの同じようなイベントに出演していたラムシュタインに一目惚れ。
翌日CDを買いに行った。
以来、年の暮れのこの手の番組はチェックしている。
AMA、なんか全体的にますます小粒になった感がある。
特に男性歌手が。
そんな中で、やっぱりアリアナ・グランデが素敵。
(素敵なギリシャ系をみると相手役だった女優=ギリシャ系アメリカ人を思いだすなあ。
Xから始まる女性の名前があることを初めて知った)。
レディ・ガガや大好きなクリスティーナ・アギレラ(誕生日が一緒なのだ♪)もそうだけど、
小柄なパフォーマーの爆発するエネルギーには圧倒される事が多い。
そして、セリーヌ・ディオンの登場、「愛の讃歌」を歌ったのに圧倒された。
周知の事だけど、モントリオール出身の仏語ネイティブ。そして、夫はシリア系。
彼女の「こえ」に涙がこぼれた。





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体調崩したけど一日でリセット♪

2015-12-15 11:42:58 | 丹下一の泡盛日記
前日、酒を抜いたせいかなんか体調が。。。
というか髪を洗わないで寝たのが原因か。
稽古と本番の日々を過ごすと様々なエネルギーを受けることになる。
それらをリセットするには風呂が一番。
特に髪を洗う事が大事。
夕方、注文しておいた本が届いたというので上大岡へ。

柴野さつきさんも寄稿しているユリイカ別冊のサティ特集。
せっかく上大岡まで出たのだからと思うが、なんだか頭痛も。
早々に帰宅してがっつり食べる。
水分をたくさんとり横になる。
夜中に3度ばかり目覚めたけど、たくさん汗をかいてすっきり目が覚める。
風呂に入り髪を洗う。
たまっていた1年の疲れもあったんだろう。
週末は久しぶりの松山で今年最後のパフォーマンス。
さくっと体調戻せてよかった。
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嬉しい再会

2015-12-14 14:01:25 | 丹下一の泡盛日記
日曜日はホールでお仕事。
三味線の会と聞いていたのだけど、その名前に聞き覚えがあった。
山本ゆきのさん。
15年程前か、ナビゲーターをしていたFM番組に出演してもらった事がある。
出会い方が自分にとっては珍しい。
プレイバッカーズで参加していたパフォーマンス見本市の会場に様々な人がブースを開いていたのだけど、子どもたちに三味線を体験させている女性がいた。
彼女が「ミッキーマウス」のテーマを弾いて子どもたちと交流していたのが面白くて。
自分から知らない人、それも女性に声をかける事などあり得ないのだけど、ついつい「番組に出てくれませんか?」と話しかけてしまった。
山本さんは、当たり前の事だが、しどろもどろに説明する見知らぬ男に「へたくそなナンパか?」と思った事だろう。
それでも半信半疑でスタジオに来て下さり30分番組の2回分を収録した。
伝統はスピリットだと思っているので、古典と現代、西洋や日本以外のアジアと和の融合は大事なテーマだ。
そこで共有できるものがある。
素敵な出会いになった。

その後、CDを購入してメールでやりとりがあったり、小唄の会にうかがったりした。
今回の再会は本当に久しぶり。
そして気合いの入ったコンサートを、仕込み、リハーサルからお手伝いをさせていただいた。
ジャワ宮廷舞踊、日本舞踊、ベリーダンスも加わったなるほど、と思える構成で。
三味線とガムランの楽器の双方をこなすメンバーも。

最新のCDも頂戴した。
彼女がチャレンジしている事は、他に見る事の出来ないものだ。
単純に他の楽器に混じっての演奏ならいくらでもあるが、それぞれの伝統を掘り下げて出会わせるのは難しい。
三味線でそこを掘っていく人を日本では寡聞にして他に知らない。
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プレイバッカーズ今年最後のリハーサル

2015-12-12 19:18:50 | 丹下一の泡盛日記
土曜日はプレイバッカーズのリハーサル。
今年最後の稽古。
翌週の松山、年明けのクラーク高校でのパフォーマンスを見据えての稽古。
午前中は具体的な稽古も重ねていいリハーサルになった。
午後は「取材」も入り、予定外だったが全員がインタビューを受ける。
それぞれがプレイバックシアターについて短いがマジに語る事になり、それを聴くのも面白かった。

香港のアジア大会に参加したかよさんのお土産は老婆餅。
懐かしい香港名産のお菓子だ。
老婆、と書かれているのでばあさんがつくった美味しい餅、かと思うが、広東語で老婆は「妻」の意味。
餅、はなんと説明したらいいのか。
パイ、と訳すのがいいかなあ。
妻手作りのパイ、というお菓子。
香港で湯気が出ているのを買って食べた事があるが、それよりも美味しい。
香港のフェスティバルのディレクターED推薦の店だそうな。
今度教えてもらおうっと。

今日の稽古は珍しく関内で。
終了後、小腹がすいていて外食の気分。
いのちゃんと蕎麦屋に入る。
でもさ、蕎麦屋に入っちゃうとさあ、蕎麦だけってわけにもいかんでしょ♪

ここんちは久しぶりに来たのだけど江戸風のしぶいつまみ/肴と酒が揃ってる。
あれ、前夜の忘年会で飲んでいた仙台の酒がある。
赤福豆とこの純米酒があうんだよねえ♪
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Tama+ project 忘年会

2015-12-12 19:12:39 | 丹下一の泡盛日記
突っ走って来た今年もゴールが見えて来た。
故郷に戻る若い人もいるので早めの「忘年会」となった。
なんせ金曜日なもんだから「稽古」や「本番」な人もたくさん。
入れ替わりの少人数で静かに飲んだ。


アイヌ舞踊の秀さんが北海道から刺身でも食べられるというバイ貝を取り寄せてくれた。
「安いんだよ。送り賃の方が高いくらいだ」。
かつて漁船のまかないも担当していた秀さん。
料理の腕は保証付き。
がしがしと貝を砕いてさばいてくれた。
美味い!(当たり前だ)
秀さん「今度さあ、俺ゆっくりきて台所掃除してやるよ。(きたねえよ)」。
うう、前日掃除したばかりなんですけど。。。
親方は厳しいのだ。

「Hamlets/ハムレッツ」で久しぶりにご一緒した野田貴子さんはじめ、みんな食べる前に写真取るのだった。
へろへろになって布団に倒れ込んだ幸せな夜♪
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34年ぶりのチェーホフ「結婚の申し込み」

2015-12-08 15:16:40 | 丹下一の泡盛日記
6日(日)の「2015きらめくふるさと かながわ民俗芸能祭」の記事が神奈川新聞に出たりして、まずはめでたしめでたし。
今年の暮れはPチームの公演も無く、年内はプレイバッカーズで松山に出かけるくらいだ。
さぼりぐせが出て午前中はごろごろと過ごす。
身体はだるくひたすら眠い。
ピアニストの柴野さつき姉さんがユリイカの別冊サティ特集号に書いたそうなので本屋に探しに行ったら、売り切れていた。
注文する。
そのまま下北沢へ井村昂さん出演のチェーホフ「プロポーズ」を観に。
「プロポーズ」または「結婚の申し込み」というこの小品は22歳の時に流星舎のメンバーと銅鑼魔館で演じた事がある。
その稽古写真がぴあのキャンペーンで使われ、電車に乗るたびに、または本屋に行くごとに自分の顔に出くわす事になった。
もちろん役者としては嬉しいのだけど、次第に妙な気持ちになっていった。
「見たくない」のだ。
または「どうでもいい過去の事」のような。
夜の新宿を歩いていたらアルタのスクリーンに大きく映し出されたのに出くわした事もあるが、不思議に無感覚になっていた。
そんなことも思い出しつつ、心底楽しそうに演じている井村さんをこちらも嬉しい気持ちで拝見。
終演後、前日さつき姉さんが来た事を知る。
先日の「ノスタルギガンテス2」にも駆けつけて下さった。
すれ違い残念!

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民俗芸能祭、盛り上がる

2015-12-07 15:52:13 | 丹下一の泡盛日記
日曜日はかながわ民俗芸能祭。
もう6年目だ。
今までで25団体とご一緒して来た事になる。
毎年応募(入場無料だけど入場券代わりのはがきが必要。抽選)が増え続け、今年はなんと1000人を遥かに超えた。
定員400の開場は当然ぎっしりの満席。
そんな客席の熱気を前にしたこともあってか、この日の5団体はいつにましてエネルギーが強かった。
神奈川でこんなにきちんと雅楽が続けられているなんて知らなかった。
「蘭陵王」、久しぶりにみた。(伊勢神宮以来かなあ)
民俗芸能だからもちろん「お素人」なのだけど、技術を超えたスピリットが感じられて素晴らしかった。
双盤念仏なんて、バリヒンズーの曲かと思った。
いつか寺で聴きたいものだ。
田村ばやしの太鼓のビートもびんびんくるし。
大漁木遣唄がリハーサルと全然違うハイレベル。
長谷座の人形芝居(文楽)もそでから目が離せなかった。
「変更」なんて平気だもん、なんて書いたおかげか。
朝から電車は止まるし、急いで向かうタクシーの中で「!」なことがあったり。
劇場に着いたとたんに演劇スタッフ人生で初めてだ、ってくらいの「変更」の申し出が会ったのだけど、きちんと対応したもんね♪

だもんで打ち上げではぐびぐびと。
ご縁のある子の名前が出たりして。
二次会では珍しく壁にもたれたまま眠ってしまった。
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生ものの舞台に「変更」は当たり前

2015-12-06 00:03:29 | 丹下一の泡盛日記

前夜から干貝柱を水につけておいたのがあり、貝柱の炒飯。
大好きな香港の味。
葉っぱでくるんで食べるのは我流。

舞台の本番というのはもちろん直前まで変更が相次ぐものだと理解している。
より良くしようとして変更が出るのは当たり前だろう。
もちろんそんな「変更」は大歓迎。
本番中だって対応するのは当たり前だ♪
(本番直前にセリフ渡されてやった時の楽しかった事♪)
ところが時折、そんな舞台人の心意気につけ込むように、わざと変更を突きつけて来る人がいる。
心理学的に、あれは何なんだろうなあ。
「思いついた」とか「忘れていた」とか理由は色々だけど明らかに違う事がある。
それは、現場全体のためではなく、そのことで自分自身に注意を集めようとしている点だろう。
当たり前だけど、もうそんな人は相手にしない。
そんな人がいるおかげなのか、やたらと「変更」を嫌がる人もいる。
舞台は生ものだからなあ。
「生」が恐いなら、口パクとか映像流すだけでやりゃあいいんだね。

午後3時に貝柱炒飯食べてから小屋入り。
そのまま仕込み、本番。
21時半に終了。
その間に食べたのは豆菓子だけ。。。。
ああ、そのまま寝ちまえばいいのに、スーパーでブリ差しの売れ残りが280円(+税)なんだもん。
冷蔵庫には仙台のOOCT/PASSさんからの浦霞禅が。。。
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いい展覧会と舞台をみた

2015-12-05 12:50:32 | 丹下一の泡盛日記

昨日は銀座に移転したK's galleryに移転後初めて出かけた。
サイトでみた作品展も面白そうだったので。
「雨」を描き続けている方で非常に興味深い作品たち。
会場内に雨音が流され、「この作品は傘をさしてご覧下さい」とビニール傘が用意されていたのでさしながらみた。
作品には大きく分けて2種類。
雨の痕跡を記録するものと(流動的で止まる事の無い)雨そのものを画面に留めようとする試み。
モネの睡蓮や千住博の滝のシリーズを思い出す。
どちらも規則性の無い「動」を画面上で表現しようとする「試み」だ。

池袋駅で買ったパンをかじりながら北池袋駅へ。
初めて来た街。
ここにある小劇場、満席の中でソラカメ第三回公演「あの子」をみた。
オニールでご一緒した原内真理さんや茂木泰徳くんが出演。
昨年のオニールの舞台(自分が出ていない方だけど)に参加して下さった江田恵さんが主演。
いい時間だった。
自分の若い頃(なんて言うようになったんだなあ)が浮かび上がって来る。
今とは事情も価値観も違うのかもしれないけれど。
役者たちの演技が清潔。
余計な事をしないシンプルな何か、が積み重なっていく。
主演の江田さんは主宰者でもあるそうだが、とても魅力的だった。
彼女が演じる名前(固有名詞)で呼ばれていた(グループ内で)中心的な存在が、最後に「あの子」と代名詞で呼ばれる最後が切ない。
このチームのメンバーが体験した人間関係なのだろうか。

終演後、誘われて飲み会に。
なんか一人だけおっさんがいるような感じで恥ずかしかった。。。
本番は7日(月)までやっております。
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