泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

貧乏性の調理人

2006-10-16 20:52:33 | 丹下一の泡盛日記
 歯の具合が思わしなく、なんだか低調な一日。昨夜は珍しく夜更かし、寝たのは4時。それでも7時になると目が覚めて、ふらふらしながら台所に。

 今朝は、昨夜仕込んどいた冬瓜のスープ、春雨入り。干し貝柱と干しえび、千切りのしょうがとみじん切りのねぎ、紹興酒、ガラスープを基本に鶏ひき肉の団子とサイコロに切って一度湯通しした冬瓜。しっかりアクをとりながら1時間くらい煮込むとスープが透明に♪ それを小鍋にとり、春雨入れてもう一度火を入れる。最後に塩胡椒。
 食欲不振の娘もこれならOK。唐辛子を入れてレモンを絞ると大人向けの味になります。
 ちなみに鶏団子は、ほとんどだしが出ているので食べません。取り出して冷ましてわんこたちのご馳走に♪

 昨日、冷蔵庫を整理していて思うんだが、自分は食材が捨てられない。ねぎが1センチ残っていても、微塵に切って炒める油に放り込んで、それから。。。などと思ってしまう。ひからびた食パンの切れ端を見るとハンバーグでも、なんて。一人暮らしの癖なのか。ま、貧乏性なんだね。だって結局使わずに腐らせたりしてるから。

 時々、1ヶ月くらい専業主夫やってみたいと思うこともある。切れ端たちもみんな使い、冷蔵庫や冷凍庫(うちのガレージには人間が入るくらいのがあります)をリセットしてみたいものだ。

 以前新宿の「火の子」という小さなバー(知る人ぞ知るバー♪ 閉店したとき毎日新聞の社会面に出た)で働いていたとき、飾り野菜のきゅうりの切れ端なんかぬかみそに漬けて常連客に出してたもんね、(ときには)有料で♪ 人参の皮なんかむいた後とっておいて、スープ取るときに使うと一味違うのよん。
 自分が働く前は焼きうどんくらいしかなかった店で、北京風あんかけ焼きそばとかタイ風冷やし麺、水餃子、鶏スティックのインド風カレー煮バターライス添えとか出してた。

 うちのかみさん(石井浩子)は、子どもの頃、北米の山の中で暮らしていたせいか、スーパーに出かけると車のトランクを食材でてんこ盛りにして帰宅し、冷凍庫に詰め込むくせがある。今詰め込まれているのをきちんと消費していくのも自分の役目。んで、これから明日のお弁当仕込みます。
 明日からは熊野天女座へ。11月の舞台の稽古が待ってます。

 
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