泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

「練り上げる」稽古も大事

2022-12-26 10:13:23 | 丹下一の泡盛日記
というわけで日曜日も夜明けを見ながらお弁当の用意。
この頃、同じものばかり食べている気がする。
酒を飲みに入っても、同じ肴ばかり。
体調管理を考えると当然なんだけど、脳への刺激が足りない気分。
もちろん毎日のように工芸品やアート、芸能に触れているので、
大抵のことでは物足りなくなっている。
それは、アルコール度数の低い酒から、ウォッカストレート一気飲みじゃないと「感じない」てなこともあるのだけど。
時にはぬる燗の酒にしみじみの旨さを感じるように、何を持って「アート」とするかは本当に難しい。
そして、同じスタンウェイなのに、演奏者によって、どうしてここまで「おと」が違うのか、と改めて考えてしまう。
ありがたいことだけど、プレイバックシアターのパフォーマンスを年間で200本くらいはやっている。
そして、即興に慣れてしまっている部分を感じるようになった。
素晴らしい落語の時間に立ち会うと、テレビで触れる「お笑い」としての落語家ではなく、噺家としての彼らの「芸」に触れることになる。
「平家物語」はもちろんだけど「小栗判官」なども「練り上げる」稽古をやりたくなってきた。
「H/Ash」にしても、そんな稽古の先に「即興」の部分を盛り込んでいきたい。
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