泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

伝える相手がいることのありがたさ

2024-05-10 00:51:38 | 丹下一の泡盛日記
今日は6月のお仕事の引き継ぎで打ち合わせに立ち会った後、新しく立ち上げた演劇ワークショップへ。
少人数で突っ込んでいく時間の楽しさよ。
そして「教える」ということは同時に自分も学ぶこと、を痛感するこの頃で。
旧知の台本なのに「発見」に溢れていくのはなぜ。
そして2日続けてのWSの後は、幸せにぐったり。
もっともっと勉強したいと思う時には、集中力が衰えているのだと知る。
隙間の時間にもりもり本を読んでいた時と違って、隙間の時間に呆然としているだけなんだもんな。
そして自分が学んだことを伝える相手がいることに本当に感謝。
新版「小栗判官照手姫」は本日チケット発売開始。
順調にお申し込みをいただいているようでありがたい。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お坊さんの話が西洋哲学のような

2024-05-10 00:51:38 | 丹下一の泡盛日記
木曜日は演劇ワークショップ。
昨年立ち上がったこのWS、ついに「新年度」を迎えることに。
新しい人たちとの初回。
ワクワクしながら始まって、とても楽しい時間になった。
というのも昨年からの何人かもご一緒してくださっているからで。
新旧2つのグループが混じるとある種の相乗効果が働く。
全くの「初めて」さんだけだった昨年、全員が苦労してたどり着いた地平に
今年の「初めて」さんたちがすっと入っていけたのも、実は昨年の人たちのおかげなのだ。
無事終了して、ここから撮影した写真。
同じ時間なのに、こないだまでこんなに明るくなかったはず。
なのにこの気温の低さはどうしたことか。
そのままの勢いでお坊さんのお話を聴きに行く。
なんか西洋哲学の講義を聞いているみたいなお話で、(今の)自分にはとてもわかりやすい。(学生時代は全く理解できていなかった)
時間論、空間論。そして「悟り」の定義がとても共感できた。
万物流転なのだから「悟りの地平」も常に変化しているはずだと、なんとなく考えていたのだけど、その通りだった。
心理学のアイデンティティの話に通じるようで、別の角度から素敵に強い刺激を受け続ける90分。
明日は別件で新しく立ち上がったワークショップシリーズの初日。
こちらも楽しみ!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする