火曜日は「H/Ash」の稽古。
待ちに待った、とも言えるのだけど。
昨夜、直前まで出かかった「何か」が出ることなく萎んでいった。
「何か」がどこに引っ込んだのかなんて、わからない。また最初から手続きのやり直し。
最初から台本がある仕事は、これに比べると本当に楽。
台本(または原作)という大きなエネルギーが導いてくれる。
そんな翌朝は、頭が重い。
あ、花粉かも。
そんな日のランチは唐辛子が多めになる。
演出家がどんよりしていては稽古場は成り立たない。
ほじくり返したくなるのを止めて、全体のイメージへ。
AGちゃんのマクベス夫人は、ジリジリと前進している。
大変だろうなあ、とも思う。
それでも彼女なら、との思いで台詞(役ではない)を振った。
まあ、こちらの一方的な思いなどは関係ない。
悩むくらいなら「酒飲んで寝ろ!」の言葉に従うことにする。
だって、幸せなことに明日も稽古があるのだもの。