泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

「こんな時」だからこそ

2022-07-09 14:38:16 | 丹下一の泡盛日記

元首相が撃たれて亡くなった事件では、あまりに多くのことが不明で謎が多すぎる。
「こんな時に選挙なんて」と言う人がいるそうだけど、
「こんな時」だからこそ、候補者の方たちは街頭に立って政策を訴えてほしい。
自分の名前を連呼して「お願いします」だけでなく。
政治的な主張を丁寧な言葉で説明してほしい。
言葉の暴力が限度を超えていると思う。
「死ね」と言われた話を小学校で聞くことが多いのだけど、
言われて、「わかった」と本当に死んでしまったら、どうするのだろう。
そして、その言葉のうちにある「暴力」は、確実に相手の心に届いている。
テレビのニュースキャスターが黒い服を着て弔意を表している、と聞いた。
(テレビを見ないので確認してないのだけど)
それは「民主主義の死」への弔意なのか。
明日からは別でやりますから、という政治的な意思表明か。
意味不明。
現職の国会議員が殺害されたことに対してなら、
2002年、国会で重要な質問をしようとした石井紘基議員が自宅前で刺殺され、
資料が消え、犯人が「頼まれた」と自供しているのに、うやむやにした。(誰が?)
あの事件で、まず弔意を示すべきだろうに。

葉先が痛んでいるので91円で叩き売られていたほうれん草を、二束買って茹でておいた。
夜中、久しぶりにほうれん草のカレーを作る。
コメント
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