泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

花園神社で唐組「おちょこの傘持つメリー・ポピンズ」

2022-06-04 10:39:56 | 丹下一の泡盛日記

木曜日は新宿の花園神社へ。
唐組の「おちょこの傘持つメリー・ポピンズ」を観る。
中学生の頃、歩き回るとこの辺までがテリトリーで。
(新宿の伊勢丹は、自宅から歩いて買い物に来る場所だった)
当時は気がつかなかったけど、状況劇場がテントを立てていた横を歩いたこともあったかもしれない。

前回よりも観客が増えたような気がする。
そして冒頭、暗転になった途端に熱い拍手が鳴り響く。
懐かしい! 
気がつくと自分よりも世代が上の人たちがたくさん。
「あの頃」の観客たちが戻ってきているのだろうか。
役者たちの奮闘で芝居も良かったのだけど、それだけでなく、
それを支える観客たちの「熱」が嬉しい。
先日の「飲み会」での先輩方のように、
飲めば飲むほど、語るのは文学やアートのことばかり。
そして、今の社会への鋭い批評。
そんな観客たちの中に身を潜めて、素晴らしい芝居に立ち会う幸せ。
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ピアノの練習

2022-06-04 10:08:49 | 丹下一の泡盛日記

野菜てんこ盛りの冷やし中華が好き。
7月にプレイバッカーズでクローズドのパフォーマンスの時間を持つことになり、
ミュージシャンのご指名。
観客を前にしてのミュージシャンは本当に久しぶり。
コロナになってからキーボードに触ることも無くなっていて。
ピアノの練習に出かけた。

指が動かない。
焦らずにゆっくりと。
1時間くらいで少し取り戻してきた。
もちろん、いわゆる「演奏」をするわけではない。
合いの手の「おと」を入れるようなもの。
元々習ったこともないし全部自己流だ。
それでも自分で出したい「おと」はある。
高校生の頃、耳でコピーして(今みたいに楽譜なんて売ってなかった)弾けていた曲を聞きなおしてみても、
もうさっぱりわからない。
こんなフレーズを弾いていた自分が信じられない。
20代で、役者をやるならピアノをやめろと言われて、そんなものか、と思ってしまったことを後悔した。
大体が「人を楽師としては使いながら、ピアノから遠ざける」ということが理解できていなかった。
40代に入ってキーボードを入手して再開。
広く浅く、を楽しんでいる。
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