木曜日は新宿の花園神社へ。
唐組の「おちょこの傘持つメリー・ポピンズ」を観る。
中学生の頃、歩き回るとこの辺までがテリトリーで。
(新宿の伊勢丹は、自宅から歩いて買い物に来る場所だった)
当時は気がつかなかったけど、状況劇場がテントを立てていた横を歩いたこともあったかもしれない。
前回よりも観客が増えたような気がする。
そして冒頭、暗転になった途端に熱い拍手が鳴り響く。
懐かしい!
気がつくと自分よりも世代が上の人たちがたくさん。
「あの頃」の観客たちが戻ってきているのだろうか。
役者たちの奮闘で芝居も良かったのだけど、それだけでなく、
それを支える観客たちの「熱」が嬉しい。
先日の「飲み会」での先輩方のように、
飲めば飲むほど、語るのは文学やアートのことばかり。
そして、今の社会への鋭い批評。
そんな観客たちの中に身を潜めて、素晴らしい芝居に立ち会う幸せ。