「冬物語」二日目にして千秋楽。
元々、この朗読会は1本1回のみ、が基本で。
以前には3日間連続で歴史物を続けて読む、という試みもあったのだけど。
こちらは、vol.1~3と毎日異なる台本で。
同じものを3回は、初めてだ。
歯医者に行き、所用を済ませ、早めに下北沢に到着。
街を歩く。
初めて「演劇人」としてこの街に来たのはチラシを置いてもらうためで。
その寒い日のことはよく覚えている。
あれから40年以上。
この街も大きな変化の中にいる。
劇場の明かりが嬉しい。
気合が入りすぎたのか、2回読み間違えた。
もちろん「大事故」ではないのだけど。
10年くらいの間「絶対に間違えない」を自他ともに認めて、密かに誇りにしていたのだけど。
この頃、1〜2度読み違える。
気持ちが入りすぎているからだろうか。
そして、無事終了。
片付けた後、楽屋でビール乾杯。
なんて幸せな時間。
生の舞台を終えて、仲間たちと飲む酒ほど旨いものはない。
基本断酒が続いていたのだけど、関係ない。
今夜は、ちゃんと「終了」。