泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

からっぽの空間から

2019-04-23 13:00:14 | 丹下一の泡盛日記
前夜、以前から二人で飲みたかった方を自宅近くの大好きな居酒屋にご案内。
ガッツリ飲んで、またいいお話を伺う。
みんなすごいよなあ。。。
とエネルギーを頂く。

月曜日は、自主稽古の日。
8月の新制作座の東京公演、8月の中之条アートビエンナーレのヒグマ春夫さんの作品の中でのソロパフォーマンス3日間。
終了翌日にプレイバッカーズで先生方のための公演、に続けて北海道ツアー。
戻ってリハして自主公演vol.36「海」を横浜のあかいくつ劇場で。。。
。。。8月は混雑している。。。。
ほんと、もうちょっと日程考えてもらいたい。
(って、誰に言ってるんだ!?)
どーんと隙間になっているところだって、あちらこちら、たくさんあるというのに。
水曜日に12月の「春琴抄」の初本読みもあるので、台本2冊とパフォーマンスのイメージ音源をいくつか抱えて稽古場へ。

この伽藍(がらん)から始まる。
京都のお寺の石庭で公演していた時、奥さんが「寺は伽藍(がらん)でもあるんです」と教えて下さった。
がらんどう、という「言葉」は知っていたけど「意味」は知らないという、例によって上辺だけの自分。
「がらん」は何もない、からっぽの空間という意味なんです。
だから人間が色んなことして、色んなエネルギーを注いでいく空間でもある。
だから演劇公演をして下さって嬉しいんです。
ありがとうございます。
と教えて下さったのを30年以上たった今も忘れない。
京都のお寺の奥様は奥が深い。
ストレッチの後、声を出し、そして、45分間音を流して、とにかく動いてみる。
くらくらする。
汗もながせない。
身体が重い。
それでもとりあえず止めずに、やりきったもん。。。

コメント
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