泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

プレイバッカーズ自主公演vol.32「家」無事終了

2017-09-03 08:48:31 | 丹下一の泡盛日記


土曜日はプレイバッカーズ自主公演vol.32「家」。
4回目から参加しているのでもう29回目の自主公演。
あかいくつ劇場が何度目なんだかもうわからない。
東欧の小劇場を思い出させるアットホーム感が大好き。
満席、っていいなあ。
立ち会ってくださった皆様、本当にありがとうございました。

今回はミュージシャン。
自分の打楽器を持ち込む。
ぶら下がっている風鈴は37年前に早稲田銅鑼魔館で流星舎の試演会で使われたもの。
37年ぶりの出番:)
基本的に演奏はすべて即興。
ピアノの即興演奏といえばケルンコンサートのキース・ジャレット。
「演奏直前に降りてきた音も払拭してピアノに向かう」と語っていたのを読んで、このごろ見習っている。
プレイバックシアターで言えば、テラーが語りだすと様々な「おと」が自分の脳内に響きだす。
ストーリーが展開してゆくにつれてそれは変化していく。
ピアノだったものが打楽器になったり、笛になったり。
それを現実の「おと」にしてきた。
今年は、そのおとも消去してただピアノに指をおくところから演奏を始めている。
だから最初の音がどうなるかすらわからない。
不思議な事に本番では、なんとか形になっていくのだった。
本番終了後の打ち上げで初めてお会いした脳の研究者だという仙台の方と、役者の「感じ方」について話していたら、キースの話が出た。
で、見習ってるんです、と話す。
例によってあきちゃん(小森亜紀)ちの3人の娘たちがビール屋さんになりついでまわってくれちゃうもんだから。
べろべろになって帰宅。
それでも動画の編集をしてアップして布団で爆睡。
コメント
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