泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

べんとうボックス

2013-03-17 18:56:05 | 丹下一の泡盛日記
「忙しい」とは「心を亡くす」と書く、とよくいう。
15年以上も前のこと、細かい作業の数々に心を奪われていたことがあった。
舞台の仕事で東京~金沢を毎週往復をしていた時で。
まあ自分が金沢の方ばかりを向いていると思い、「東京」というか「わたし」を忘れないでと「お題」を出し続けていたのだろう。
本当にやる必要があるのか疑問な雑事の「お題」を出されて精を出したが、結果よかったかどうか。
(こなした自分にはいい体験になった)
そんなわけでいつも時間に追われていたので、機内で一人きり、電話も切っての仮眠の時間は大事だった。
ある日「席を代わってほしい」とCAさんに頼まれた。
お父さんと小さな娘の席が離れているので、と。
自分は断ってしまった。
窓にもたれて眠りたいので勘弁してほしいと。
今なら二つ返事で(というか返事をする前に)席を立っていただろう。
たかだか45分のフライト。そしてお父さん、子ども、どちらの気持ちもわかる。
そんな過去を恥じ、そして「かわいそうな自分」とも思う余裕が今はある。

今日は「お仕事」。
さくっと起きて風呂に入り顔を洗う。
そこらへんにまとわりついている「花粉」を洗い流す。
マスクをして出かけたが、スタジオについた時にはやはり目の周りが赤くなってしまっている。。。
ランチがおいしかった。


ちなみにこれはツナ(サンド)。
ほかに「野菜だけ」というのもあり、ちょっと迷った♪
仕事の方は、いいエネルギーを出すスタッフの方たちに助けられて、自分は早い時間で終了。
夕方には帰宅。
風呂に入って晩ご飯。


夕方に入浴して晩ご飯食べてると子どもの頃の日曜日みたいだ。
一つ違うのは「笑点」ではなく「次」の資料映像を見ながらってところかな。。。。
この映像が実に興味深かったのだけど、本題とは関係なく面白かったのはアメリカ人のスピーカーが「お弁当箱」をlunch boxではなく「べんとうボックス」と言っていたこと。
来週も「外」が続く。
最近、お弁当のパターンが決まりつつある。やはり自分のためだけに作ってるといかん。
次回は、いつもと違う「お弁当ボックス」持って行ってみようかな。

コメント
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