泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

脳のキャパが足りんのよ

2013-03-14 23:43:55 | 丹下一の泡盛日記
今日はなぜか立て続けに電話。
随分と懐かしい方からのもあり、その件でまた電話。それぞれ長い話で気がついたら大根がしっかり煮えていた♪
ったくろくに身体を動かしているわけではないのに腹が減るのは困ったもんだ。
仕事の打ち合わせとその準備で勉強しなければならない。
もう嫌になるくらい何度も「若い頃にもっと」と思う。
ま、言っても仕方がない。
そこまでの器と思い、だからこそ今やりたいことをしっかりやっておきたい。
学生時代も一夜漬け、付け焼き刃でごまかしてきたのが(そういや若い頃の劇団だって台詞が上がってくるの3日前だったもんな)そのまま続いていて、もうここまでくると。。。
それにしても勉強するのは面白い。

そして、先日もある大学の先生が「この頃の学生は自分で調べない」と怒っていた。
若い人たちが勉強そのものをしなくなっているとも聞く。
すべての人が学校に通える世の中にしたいと闘ってきた人たちのことを思うと実に切ない。
調べてみたら自分が大学に入った1978年の大学進学率は男子で40.8%、女子は12.5%。
男子でも50%を切っている。
女子には「短大」という存在も大きかった時代だ。
もちろん大学に「学問」をしにくる人はほとんどいなかった、とは思う。
そして、今の若い人たちは、自分が中年になったときのことなど考えていないのではないかと思う。
まあ、自分に言えたことではないのだけど。

実は「国家と経済のありよう」の数百年に一度の変化の季節に立ち会っていると思っている。
誰もがその渦の中で翻弄されているようだ。
民俗芸能を通じてそのエッセンスを学び、プレイバックシアターでリチュアルを学んでいることの意味が大きくなっていると思う。
なのでワークショップや作品を企画する時にもっともっと調べて知っておきたいことが出てくる。
ああ「時間は浪費(無駄に使うという意味ではない。念のため)するためにある」とは言うけれど、自分の脳のキャパがくやしい。




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美しいタイの花石けん

2013-03-14 00:17:06 | 丹下一の泡盛日記
花粉症のおかげで眠りが浅い。
ちゃんと寝てるのに、どうも夢ばかり見て目が覚める。
午後、ぽんちゃん(水木菜花)のお家へ。
彼女が扱っているソープカービングの販売でちょこっとお手伝いしたのだけど、いいスタートをきっているそうな。
タイから来日の方(日本人)にご挨拶へ。

タイには果物や野菜に美しい彫刻を施して食卓に飾ったり、ろうそくをともして供え物として川に流したりする伝統がある。
日本の精霊流しや、中華料理でも見られる冬瓜の彫刻などを思いだしてもらえればいいだろうか。
ソープカービングとは、その伝統を踏まえた上で、専用の石けんに彫刻を施して美しい花にしてあるもの。
以前からそういうものがあることは知っていたが写真を見せられた時に、そのクオリティの高さに驚いた。
今日はたくさんの「花石けん」の実物を目の前にして、ますますそのエネルギーに魅せられている。
小さなものから大きなものまで、彫りすすめていく職人さんの集中と想いが伝わってくるようで。
造り手の「いのち」が込められているこの花たちは美しく、そして時には妖しく、瑞々しい。
売れ行きもまずまずのスタートだそうで肩入れしている自分も嬉しいことこの上ない。

タイは2009年にプレイバッカーズでパヤオセンターに出かけ、濃く深い3日間を過ごした。
その後移動したバンコクで30歳の時の「借り」をちょっとだけ返した気持ちになった。
この美しい花たちを見ながらタイ(チェンマイで作られてるのだけど)のお話を伺ううちに旅心再び♪

花のある生活をしたいと常々思っていてる。
この頃は、家の中に花がない。。。いかんねえ。
明日はホワイトデーだとフェイスブックがかしましい。
ふんふん! 誰もくれないから、あげるあてもないんだもんね(-_-;;;

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