泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

冬用コートみつからず

2007-11-19 22:53:24 | 丹下一の泡盛日記
 午後東京にでる。来年の舞台の相談に乗って、と頼まれて打ち合わせ。結局、ちょこっと出演することになる。讃岐のサヌカイトの話なので心が動いた。

 サヌカイトをはじめてみたのは1985年「桜の森の満開の下」で橘政愛さんが持ってきた楽器(というか音具といおうか)の中で。
 四国の讃岐でしか取れない石で、叩くと実に美しい音がする。地元ではカンカン石というそうな。サヌカイトは意外なことに未だにあまり知られていないらしい。もっと知られてもいいものなのに。

 打ち合わせ後、新宿で買い物。冬用のコートを今春にじいさん犬のベッドにしてしまったので、厳冬期用のコートしかない。
 かみさんのお古で適当なのがあったのだが、娘1が持っていってしまった(T.T) そんなわけで新しいのがほしくて出かけた。

 自分は、服の見た目はもちろんだが、機能が大事。ファッションのために寒いのを我慢するのは論外で、使いやすいポケット、とくに内ポケットに財布が入らないと話にならない。できればパスポートが入るとうれしい。だから飾りのような内ポケットでは困る。

 過去に時間をかけて選んだジャケットやコートは、やはりその分長持ちする。5年以上はざらだ。一番長かったシャツは20年以上着ていた。
 だから昨今はそれなりに値段が張ってもよしとしている。むしろちゃんとしたものを購入して長く使いたいほうである。だからとことんチェックする。
 しかも肩幅など体形に難があるので実に面倒くさい。スーツはソウルで採寸、オーダーメイドでつくってもらっている。(とても安いくてからだにぴったり♪)

 以前シンガポールの伊勢丹で買った吊るしの特売スーツがフィットして今も愛用している。シンガポール人体形だったんだ! とかみさんと売り場で試着した時に大騒ぎした。(シンガポール人体形って何?)
 
 そしてコートは結局買わずじまい。実を言うと一番ぴったり来たのは、某お高いブランドのもので、かみさんが買おうとしたがもちろん止めた。予算の5倍はしたぞ。あの値段ならわしソウルに飛んでKさんにつくってもらうな。

 逗子駅でかみさんの強い主張により駅そばを食べる。(-_-; 帰宅して鼻水たらしながら犬散歩。
 鶏のから揚げをつくり2~3個かみさんのビールのつまみに。残りは明日以降の彼女の食料だ。

 明日は名古屋から熊野へ。24日に半年かけた天女神楽その4の本番。昨年好評だった紫のスーツをつめたりしながら、ちょっとさみしい。たまには新しい服で気分を変えてみたいなあ。
 戻るとシェイクスピアの朗読会、そして札幌に移動して30日は札幌の小学校でプレイバッカーズの本番だ。
 
コメント
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