泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

Rammstein

2007-06-19 11:29:14 | 丹下一の泡盛日記
 昨日は、明大前のキッド・アイラック・アート・ホールで朗読会のリハーサル。「真夏の夜の夢」は、1991~94にプロト・シアターで毎夏上演した。
 4回もやるうちに大抵の役はあらかた体験したが、まさか今回妖精の女王タイテーニヤをふってもらえるとは思わなんだ。もちろん他にもボトムなどを担当。

 へろへろになって帰宅。やっぱりまだ本調子じゃない。かみさんが美味しいご飯を用意。たまには具合悪くなってみるもんだ♪ さっさと寝ればいいものをついRammsteinのライブ映像をネットで観る。

 「欧米」とひとくくりにされているが、米と欧はことばも歴史も文化も全然違う世界だ。ま、キリスト教と白人が主体という点でひとくくりにされるのだろう。
 かみさんもウイーンに一緒に行った時に「こんなに違うとは思っていなかった」。彼女はパリやロンドンは行ったことがあるにもかかわらず。

 Rammsteinラムシュテインは旧東独出身。自分にとって欧州を代表する大好きなロックバンドの一つ。昔の英国のハード・ロックが「ヘビー」になり、そしてこんな音になったのかと思う。
 そして彼らの中の「怒り」は深い。ヨーロッパの冬のようだ。ドイツの森を思わせる。北ドイツには黒が似合う。ドイツ国旗の黒を見ると延々と続く深い森を思わずにはいられない。

 そのラムシュテインがフランスのローマ時代のコロセウムで行ったライブの映像。「Ich will(I want)」なんかフランス人がドイツ語で唱和してた。去年ワルシャワで買ってきた最新CDの中の「ベンジン」もライブの映像始めて観たぞ。

 これで頭の中に渦巻いていた「サロメ」の曲が払われた。今夜も楽しくはじけられそうだ♪
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする