たけちゃん活動・生活日誌

県議としての活動に追われてきましたが、引退後の生活の様子や、感じていることを発信しています・・・。

今年の出来事(5)

2007年12月30日 | Weblog

地域や県政課題の出来事。

 

 昨日までは、「今年の出来事」について、我が家に係わりの深い選挙や長男の結婚式について振り返って来ましたが、今日は、私の住む地域や県政の課題について、今年、私にとって特筆すべきことを報告したいと思います。

 

 まず、県政の課題等について、今年私が取り組んだ課題の中で、特筆すべきと思ったことを報告します。

 

 昨年、国会は、障害者自立支援法を可決しましたが、その実行過程で当事者への一割負担や事業者負担が強化されたことから、県議会としても国に対し、改善策を求めて来ました。

 また、そんな中、長野市内にある児童養護施設の保護者会の皆様から、障害者支援法制定に対する改善策や、現実の狭間で苦慮している実態が寄せられ、県と交渉した結果、障害児を持つ世帯で保育所や幼稚園に通う兄弟が一人いる場合は障害児通園施設の利用料を半額に、二人以上の場合は一割負担に軽減する措置を行うことが、2月議会に提案され可決されました

 

 県議会議員選挙後の臨時県議会を前にして、11名による「改革・緑新」を結成し、第2会派としてスタートしました。

 また、私が幹事長となりました。

 

 

 

 公約していた「人権政策審議会」が6月議会に条例提案され設置されました。また、同時並行的に議会側も検討を深めるめの人権施策推進議連が9月議会でスタートし、再び私が幹事長となりました。

 

 前知事の「脱ダム宣言」により止まっていた、浅川の河川整備計画が国の認可を得ました。

 また、長野市赤沼地区の新幹線用地問題が年末になって関係者のご尽力により方向が示されました。

 

 前知事が「自らの宣伝」のために、雇用問題を解決することなく、また、将来発生する県財政への負担を隠し打ち出した外郭団体の廃止等について、村井知事となり、改めて行政機構審議会の「外郭団体見直し検証専門部会」で検討した結果、団体の存続や雇用問題等の課題が解決に向け前進しました。

 

 2014年の北陸新幹線開業に伴う信越線長野以北存続問題や生活バス路線の維持・確保等について、他会派や議員に働きかけ、9月県議会で公共交通等対策特別委員会が設置されました。

 

 

 

 これまで前知事に「透明で計画的な県政運営」を求めて来ましたが行われず、村井知事となって「中期総合計画」が策定され、12月議会で可決されました。

 

 9月議会で求めた本県の文化振興ビジョン(指針)の策定について、中期総合計画に位置付けられ、来年度予算要求概要で「長野県文化芸術振興指針策定事業費」として118万1千円が要求されました。

 

 今後、県議会が県民のために機能するための仕組みを発展させるための「議会基本条例」制定に向けた「研究会」が12月議会で正式に発足しました。

 

 次に、私の地元の課題では、私が市議時代から取り組み念願であった都市計画道路「東部幹線」の第2期工事が完成し、3月に開通しました。

 また、その先線の取り組みについても、整備の方向が見えて来ました。

 

 私が市議時代から地元の都市型水害を解消するため抜本的対策として求めてきた、長野運動公園の雨水貯留施設の第3期工事(最終)が来年度から行われることが決まりました。

 (この詳細については、このブログでも、いつか報告したいと思っています。)

 

 この写真の先のグランドの地下が、新たに整備が決まった雨水調整池です。ただ、そのために、このグランドがナイターソフトのホームとして利用されているため(私が相談役)、工事期間中の代替施設を現在市や県と交渉中です。

 

 懸案であった小学校児童の通学路としての安全対策を確保するための県道の拡幅と歩道整備が、国道東バイパスの整備と合わせ行う方向が示されました。

 

 このほかにも、いくつかの思い出深い出来事がありますが、今年一年、様々な方からご意見やご要望を頂き、いくつかの仕事が出来たことに、改めて関係者の皆様に御礼申し上げます。

 来年も、全力で頑張る決意ですので、お気軽にご意見をお寄せ下さい。 



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