衆議院北海道5区ならびに京都3区補欠選挙の結果について(談話)
2016年4月24日 社会民主党幹事長 又市 征治
1 本日、衆議院北海道5区(町村信孝死去)と京都3区(宮崎謙介辞職)の補欠選挙の投開票が行なわれた。
社民党は、北海道5区で無所属新人の池田まき候補(民進、共産、生活推薦)、京都3区で民進党公認の泉ケンタ候補をそれぞれ推薦して闘った。
北海道5区は、池田候補が自民党公認に敗れ、京都3区は泉候補が勝利した。両候補を支持していただいた有権者に心から感謝を申し上げる。
2 両補欠選挙は、安保関連法成立・施行(3/29)後の初の国政選挙で、7月の参院選の前哨戦とされ、安倍首相が衆参同日選に踏み切るか否かの判断、野党共闘の行方にも影響を及ぼす選挙戦となり、与野党が総力戦を展開した。
北海道5区は、自民党公認の和田候補(公明、こころ推薦)と、安保法制に反対する市民が前面に立って支援し、野党4党が推薦した池田候補との一騎打ちとなった。池田候補は、「市民の力で政治を変えよう」をスローガンに闘い、野党の幹部も応援に入り、無党派層の支持も得て最後まで追い上げたが、安倍政権による町村元衆院議長の「弔い合戦」として、閣僚や国会議員の大量投入などの大攻勢を受け、あとわずか届かなかった。
京都3区は、自民党が議員辞職への批判を避けて候補者擁立を見送り、共産党も自主投票を決め、民進党公認とおおさか維新公認、こころの党公認などとの争いとなったが、現職の泉候補が衆院5期の実績と知名度をいかし、自民や公明の支持層の一部もつかみ、勝利した。
3 社民党は、北海道5区の闘いを弾みとし、7月の参院選において安保法制廃止をめざす市民運動と野党共闘による32の1名区での統一候補の勝利と野党で改選の過半数確保をめざし、安倍政権の暴走を止めるため全力をあげていく。
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