「北淡震記災念公園」
2月15日の午前中は、兵庫県淡路市にある国指定 天然記念物 野島断層「北淡震災記念公園」を視察しました。
平成7年1月17日午前5時46分に発生した阪神・淡路大震災は、最大震度7を記録し、死者6,434人という戦後最大の被害をもたらしました。
淡路島北淡町(現淡路市)でも、長さ10kmの地震断層が出現。なかでも小倉地区は断層による道路、生け垣、畑の畦などの破壊状況が各所に見られ、今なお地震エネルギーの巨大さと、断層運動による複雑な地表面の変形に見られる自然の脅威を如実に示しています。
北淡震災記念公園は、地震で出現した10kmの地震断層の内、学術的にも貴重とされる140mを、ありのままに保存・展示し、阪神・淡路大震災の記録を後世に伝えています。
また、災害体験館では、阪神・淡路大震災と同じ震度7の揺れを40秒間体験しましたが、それはものすごいものでした。
そして、映像シアターでは災害の記録を生々しく映し出し、最後に「地震列島日本では、いつ地震が来てもおかしくありません。地震に備えるために防災について考えましょう。」と呼びかけていました。
長野県でも北部地域にお住まいの多くの皆さんは、新潟県中越沖地震や能登半島地震の時の揺れのすさまじさと怖さを体験しています。
しかし、今回体験した震度7の揺れは、そんなものではありませんでした。
行政としても、各家庭でも、何時起こるか分からない大きな地震に備え、出来うることを行う必要性を痛感させられました。
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