たけちゃん活動・生活日誌

県議としての活動に追われてきましたが、引退後の生活の様子や、感じていることを発信しています・・・。

長野市東北地区道路問題対策委員会・事業の進捗状況

2020年08月19日 | 活 動

 長野市民病院が整備時に関連道路整備が遅れていたことや、長野オリンピック前に決定された都市計画道路「東外環状線」が五輪関連道路に位置付けられなかったこと、五輪後の地区の将来の発展の幹線道路整備を推進するため、今後は広域的に力を合わせた取組みが必要として、私は長野市と相談し、長沼・古里・柳原・朝陽地区内の全17区の正副区長等で構成する「長野市東北地区道路問題対策委員会」を平成9年(1997年)に結成させて以降、早今年で23年が経過しました。

 この間、国道18号から市民病院への幹線道路整備や「東外環状線」整備着手とエムウェーブと五輪大橋間の県道拡幅着手、「村山橋」の完成、「北部幹線」の整備の推進、「古牧・朝陽線」の県道三才大豆島中御所線までの開通、市都市計画道路「東部幹線」の石渡・南堀間の開通など、多くの成果を果たして来たと私は思っています。

 そして、私は議員を引退した後も、市議時代からこの会の結成と運営に係わって来たことから、引き続き顧問として残ることを要請され、「今後も、地区の発展のため広域的に協力して行く対策委員会を、当面守って行かなければとの思いから、お引き受けしました。
 しかし、今年度の総会は例年より遅れ8月12日に開催されましたが、会場が狭くコロナ対策のため3密を避けるため、参加人数が絞られ、私や市議の皆さんは来賓であるため出席することを控えました。

 でも、総会終了後、しっかり総会資料が届けられました。
 対策委員会が要望して来た課題がどの程度進んでいるか気になっていたので、総会に提出された県や市から退出された進捗状況の資料を確認すると、これまで要望して来た16の要望の内、既に実現している要望を除いた事項で以下の3つの事項は今年度中(来年3月末まで)に、供用が開始されるとの見通しが示されていました。

 それは、国の直轄事業である「東外環状線」の朝陽・柳原間の暫暫定での供用開始と、それに伴う市道「古牧・朝陽線」の「東外環状線」までの供用開始、「北部幹線」の若槻から古里小学校交差点までの供用開始です。
 また、供用開始ではありませんが、他にも昨年度より少し踏み込んだ報告がされていました。
 その中で特に、長沼地区として兼ねてから要望してきた、村山橋から小布施橋間の堤防道路の県道バイパス化について、「国の(堤防の)復旧工事に合わせて県道整備が進められるよう、調査、検討を実施」とされていたいたことは、大きな進展であると思います。

 このように、過去に広域的に力を合わせ課題をまとめ、将来に向けて種を蒔き、その成果を検証している「長野市東北地区道路問題対策委員会」の役割は大きいと思いますし、今後も、その役割を果たして欲しいと思います。

 ところで、国や県・市は来年予定されていた善光寺御開帳に間に合うこと目標として、予算の獲得に努力して来ました。
 その結果が、「東外環状線」や「北部幹線」の来年3末に予定している供用開始に繋がっていると思います。

 また、他にも、例えば新信濃美術館の来年4月の開館予定も同じことだと思いますが、市東北地区道路問題対策委員会が対象としていない、県が行っている都市計画道路「高田若槻線」【写真上】(北長野通り~SBC通り間の872㍍)についても、来年3月末の供用開始のため、現在急ピッチで整備が行われています。


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