たけちゃん活動・生活日誌

県議としての活動に追われてきましたが、引退後の生活の様子や、感じていることを発信しています・・・。

新県立大学理事長及び学長予定者との意見交換会

2014年09月05日 | 長野県議会

 9月2日(火)は、午後4時から県議会に6会派の代表で設置されている「長野県短期大学の4年制化に向けた懇談会」と、新県立大学理事長及び学長予定者との意見交換会が開催され出席しました。
 意見交換会では、まず安藤国威理事長予定者(ソニー生命保険名誉会長)と金田一真澄学長予定者(慶応義塾大学名誉教授)から、新県立大学へのそれぞれの思いが話されました。
 この中で、安藤氏は、日本の大学はグローバルな時代の中でも地域の中に閉じこもり、時代に対応した人材の育成を怠って来たのではないかとした上で、アメリカのコロラド州の例をあげ、産学が協働でスタンダードな人材を育成し、地域に貢献できる大学、イノベーションを起こせる人材育成の大学、長野で産学官連携して地域を活性化できる大学を目指したい趣旨を語りました。
 また、金田一氏は、小規模な大学だから一学年全寮制など学生の顔や名前が見える教育重視の大学となる。インターシップや企業とのグループ化など地域貢献できる大学にしたい。四学期制を導入し集中して学べる環境を作り、学生に力を付けさせたい。四学期制は、その一期をインターシップや留学に使うこともでき、このことは新しい大学だからこそ出来る趣旨を語りました。
 私からは、秋田国際教養大学や立命館アジア太平洋大学などの卒業生は、その多くが県外の一流企業へ就職してしまう現実があるが、目指す大学の地域貢献をどの様に考えているか。交換留学先の確保などは、どの大学も歴史を積み重ね苦労して築いているが、どの様に構築するお考えか。四学期制は日本ではなじみが薄く嫌われる可能性があるが、どの様に考えておられるか等をお聞きしました。
 この日の意見交換は、約1時間と時間が不足したため、改めて9月19日に行うことにしました。

にほんブログ村 政治ブログ 政治家(都道府県)へ
ブログランキングに参加しています。クリックしてご支援をお願いします。