５月１５日（木）は、国道４０３号（中野・千曲間）整備促進期成同盟会の総会が開催され出席しました。
国道４０３号は、中野市～小布施町～須坂市～長野市若穂～松代町を通り千曲市へ通じる県管理の幹線道路です。
出席した県議を代表して来賓挨拶を求められた私からは、この道路は歴史ある広域幹線道路であるとともに、沿線住民にとっても欠くことのできない生活道路でもある。
しかし、過去当会主催にする現地調査に二度ほど参加させて頂いたが、狭隘な場所や歩道がなく危険な箇所がまだまだ多く、整備促進が課題であり、私たち県議としても早期整備のため今後も力を尽くしたいと考えている。
南北格差とか「北高南低」という言葉を南信の皆さんは良く使われるが、実は余り知られていないことだが、平成２４年の本県に１３ある建設事務所管内の道路改良率は、飯田が道路管理延長６６７．３Ｋｍに対し５０．１％、長野が６６５．１Ｋｍに対し５６．４％、北信が４３８．６Ｋｍに対し５７．６％となっており、確かに飯田建設事務所管内の改良率は一番低いが続いて長野、北信管内が低いのが現実である。
予算で見ると平成２５年度飯田が８４億円であるのに対し、長野が８０億円であり、この傾向は近年続いているが、他の建設事務所の道路改良率がさらに上回っている現実を考えれば、予算を増額しなければ「均衡ある県土の発展」とはならない。
この現状を「北高南低」でなく「北低南低」と認識し、「均衡ある県土の発展」のため、予算獲得に全力を尽くしたい趣旨を申し上げました。
総会の質疑では、沿線地区を代表する皆さんから、早期整備に向けた切実な訴えがありました。
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