たけちゃん活動・生活日誌

県議としての活動に追われてきましたが、引退後の生活の様子や、感じていることを発信しています・・・。

満蒙開拓平和記念館の研修

2014年05月14日 | 私の議員活動

 5月12日(月)は、午前10時から下伊那郡阿智村で社民党県連の常任委員会を開催し、阿倍政権の集団的自衛権行使容認の動きを止める取り組みや、8月10日投票の知事への対応、来年の統一自治体選に向けた「政策フォーラム」や「政治塾」の取り組み等々を協議しました。
 会場に付くと阿智村での開催にもかかわらず、多くのマスコミが待ち構えていました、
 5月9日に阿倍知事が出場表明をしたことを踏まえ、民主党県連が10日に推薦決定、そして、この日は午前中に社民党、午後に自民党県議団が知事選への対応を決めることを取材するため多くのマスコミの皆さんがこられたことを察知しました。
 マスコミの皆さんには、常任幹事会終了後、私からは、前にもこのブログで報告していますので詳細は省略しますが、前回の選挙で推薦するに当たり約束した課題について取り組んでおり、今後さらに発展させるため常任幹事会として満場一致で推薦することを確認し、20日に行われる総支部代表者会議に諮ることとなった等を申し上げました。

 終了後は午後1時から同村内にある満蒙開拓平和記念館を視察し研修しました。
 実は、今回の常任幹事会を阿智村で開催したのは、記念館建設のため社民党として森田恒雄前県議(元社民党県連副代表)を先頭に、記念館の建設に取り組み阿倍知事の決断と民主党政権化での財政支援により実現することが出来ましたが、党県連として正式に視察・研修をしていないため行ったものです。
 記念館では会館の理事でもある森田恒雄さんが出迎えてくれ説明と案内をして頂きました。
 展示の内容は日本の侵略戦争の結果起こった事実であり、この悲惨さを多くの国民が知れば知るほど、集団的自衛権の容認を堂々と主張する今の政治が、いかに間違った道を進もうとしているか分かると思いました。
 展示の最後のコーナーには平和記念館としての次のメッセージが掲げられていました。

未来に向かって

あの時代に問いかけてみます。
なぜ、「満州」へ行ったのですか。
今を生きるあなたに問いかけてみます。
あの時代に生きていたら、どうしますか。

日本と中国双方の人々に多くの犠牲を出した
「満蒙開拓」とは何だったのでしょうか。
長く人々の心の奥に閉ざされていた記憶に寄り添い、
向き合いにくい真実に目を向ける時がきました。

この歴史から何を学ぶのか、私たちは問われています。
「負の遺産」を「正の遺産」へと置き換えていくこと、
その英知が私たちに問われています。

歴に学び、今を見つめ、未来をつくる。
同じ過ちをくりかえさないために。
平和な社会を築くために。

                    満蒙開拓平和記念館

 まだ、見学されていない方は、自分のルーツと今後の人生を考える上でも是非おでかけ下さい。 

■ 満蒙開拓平和記念館について

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