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たかお治久の活動報告

高砂市議会議員/たかお治久の活動報告

「お母さんのスマホになりたい」

2016-12-10 07:25:57 | 一般・代表質問

 12月9日(金)、先ず会社に出勤後、10時前に議会へ。

そして前日から引き続き一般質問が行われました。昨日の一般質問、その前日を含んでいくつもの考えさせられることがありましたが、中でもで特にそう思ったのは、島津明香議員(会派:明風会)の「若者の課題が何だか分かりますか?」や北畑徹也議員(新政会)の「スマホ依存で子供が発する「お母さんのスマホになりたい」、坂辺勝彦議員(日本共産党)や北野誠一郎議員(未来ネット)が訴えた「市民球場を含む施設管理」等でした。

若者の課題、これには貧困、不安定な収入、価値観の違いがある様で、いつの間にか、自分は50歳を超え、明らかに若者ではなくなって若者が抱える課題を感じることが出来なくなっていることに気付き、考えさせられました。

そして、「お母さんのスマホになりたい」。これは多くの子育て家庭での現象ですが、お母さんの目が子どもを見るよりもスマホにばかり向けられ、もっと気にとめて欲しい子どもの心に向いていないという子どもの叫びです。

↑は我が愚妻のスマホ。

スマホを見ながら会話をする人々、直ぐそこにいる仲間とスマホで交流する人々、私たち社会を構成する大人たちが行動を改めないといけない、現象ですね。

 


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会議は踊る、されど”少ししか”進まず。

2016-12-09 05:51:08 | 議会報告

先ずは地元の観光地、十輪寺の正面の写真から。

 [「遠い祖先から頂いたこの命、我が人生」、エネルギーを貰える言葉ですね]

 12月8日(木)、午前10時~定例議会(本会議質疑)。前日より延長された本会議質疑で残されたテーマは昨日の当ブログにも掲載させて頂いた通りの2件(①幼児教育保育料への助成。②堀川周辺整備に関連した駐車場用地取得予算)

①については、昨日の段階でも助成金が課税対象になるか否か税務署より回答が得られておらず、議会運営委員会での議論を経て、この状態のまま、常任委員会に付託されることになりました。

②については、高砂物産協会と工楽家との間で合意が得られていないとされていた件(高砂物産協会が製造販売する「松右衛門帆」は工楽家が認識する帆とは質が違うので、「完全復元」等と解説はしない事等)については、文書での確認はされていないものの、合意に近い状況になってきている、とのこと。

そして保留していたこの2件にまつわる本会議質疑を行い、終了したのは午後5時前。そこから一般質問を3名行い終了は午後7時丁度。

喧々諤々色々と議論はされ「会議は踊る、されど進まず」(1814年~1815年のウイーン会議で残された言葉)を思い出す状況です。

昨日の朝刊には兵庫県内各自治体の人口動態が掲載(↓)されており、唯一3ケタで減少していたのが我が高砂市。焦ってはいけないのですが、悩ましいことです。

本日(9日)は午前10時開会で一般質問が8人行われる予定です。

さあ、金曜日です。明るく元気に頑張っていきましょう!(with smile)







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2件が保留でスケジュール延期

2016-12-08 06:21:21 | 議会報告

 12月7日(水)、10時~始まった高砂市議会の本会議質疑3日目=最終日。本来なら昨日で全ての本会議質疑を終え、本日は午前10時~一般質問でありましたが、下記2件の事案が保留とあり質疑が出来ず本日に持ち越しとなりました。(その結果、一般質問は本日の保留案件が終了次第、ということになりました)

保留案件の2件の状況は以下の通り。

1件目:教育に関わる保育料の助成

 これについては、一定の計算式に基づき現在対象者が支払っている保育料について、今年度(平成28年度)4月に遡り現金を助成するというもの。保留になったのは、ここで得たお金が収入となってしまうのか否か、その点について答弁が出来ず「税務署に確認をする」ことになった為。(加古川税務署では明確な答えが得られず時間を要しています)

[先日も掲載した高砂子ども園]

2件目:堀川周辺整備に関連した駐車場用地取得予算に関連して、事業を進めるにあたって議会が要件として出している、工楽家と高砂物産協会との確認書が整っていないこと。

[取得が予定されている土地(右側の広い部分)、停まっている車の向こうの小さな建物は、工楽家さんの所有、その更に奥の大きな建物が寄付された工楽家旧宅] 

本件、まち歩き拠点として工楽家旧宅を再整備しようとしており、その直ぐ近くの土地を来訪者(観光客)用駐車場として整備すべく用地取得にむけた予算(約32百万円)が今回予算計上されている。しかし、こういった観光・まち歩き拠点づくりには、現在も残る工楽家と『松右衛門帆』を製造販売する高砂物産協会が連携する必要があるが、そこでの連携が確認できていない。それでは、この予算(案)の執行の要件(事前に議会が提出している要件)を満たしておらず質疑すらできないではないか、というもの。

本日は10時~予定外の本会議質疑。どうなることか。

 

 

 

 


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時間外手当(残業)の多い部署

2016-12-07 06:18:25 | 議会報告

12月6日(火)、昨日は高砂市議会にて、午前10時~午後6時まで、昼食と何度かの休憩をはさんで延々と本会議質疑が行われました。

内容は、

◎個人番号カードによるコンビニでの印鑑登録証明書の発行を可能にするという条例

◎農業委員会における農業推進委員の設置条例

等、少し自分には馴染みのない条例に引き続き、一般会計の補正についての質疑が始まりました。

先ずは人件費。ここで最初に質問したのが私であったのですが、過去数年と今年度の時間外勤務手当(残業代)の様子から浮き彫りになる特定部署(まちづくり部と治水対策室)での残業の多さ。一般職(非管理職)にして平均で毎月10万円というレベルです。

聞くところによると、緊急の道路補修が多いことや治水対策等計画を前倒しした事業の連続で発生しているとのこと。

私が勤める会社も勿論ですが、民間企業の昨今の労働時間管理は徹底しており、「そこまでするのか?」と驚くほど変化しています。

残業が必要な場合があるのは理解できますし、既に人員を増加させ対策をうち「過去には発生していた100時間超の残業事例が減って来ている」(答弁)ということは少しずつではあるが改善しているということは理解しました。

それでも結果だけをみれば、適切なレベルになっていないと言わざるを得ない状況。ある程度の残業は仕方ないものの常態化は避けないといけません。

条例変更の農業委員会のことでは、農業に身近な感覚がなく突っ込んだ議論、質疑ができませんが、労働時間管理の昨今の情勢については身近に掌握できているつもりです。

それでも当該職場の事情までは中々把握できないので、失礼な質問をしているのかも知れないとも自分で思うところもあります。

それでも、自分が自分のレベルで理解できている範囲で疑問に思う事はしっかり質問をし、賛成・反対を決断するのが自分の立場、本日もしっかり質疑をし、他者の質疑も聞いておきたいと思います。

*他には、市役所庁舎のプロポーザル方式、福祉施設の防犯カメラでの防犯体制、幼稚園教育保育料の半額助成等、質疑がありました。

 

 

 

 

 

 

 


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向島青年の家、指定管理者変更

2016-12-06 05:51:36 | 高砂の施設

 12月5日(月)、いよいよ高砂市12月定例議会の本会議質疑が始まりました。

「ごみ収集車がごみ収集時に民家の塀を壊した案件の処理」等の報告議案に始まり、指定管理者に関する件、職員の給与・期末勤勉手当の見直し、市長・議員等の期末勤勉手当見直し等の条例議案等々、様々な案件について質疑が行われました。

全体の流れとしては、本会議にて質疑した後、来週になりますが、各常任委員会にてより詳細に質疑を経て、委員会内での採決が行われます。そして、その後に最終日にその報告があって、全議員による採決が行われるという流れです。

その議案の中でも特にここで報告したいのが、指定管理についてです。

この指定管理と言う手法は、公共施設を入札等で指定した団体に管理して頂くという仕組みで、多くの場合民間団体が指定されます。

今回の分で対象になっているのは、向島にある青年の家。来年度(H29年度)より、これまで指定管理団体であった高砂漁業協同組合からシンこースポーツに替わります。(その他では、生石研修センターや斎場が同じ団体が継続して運営管理することが報告されました)

シンコースポーツは、青年の家と隣接する向島多目的グラウンドを指定管理として受けている他、高砂市民プールの運営も担っているということで、期待するのは、向島多目的グラウンドとの一体感をもった運営であり、全国各地のスポーツ施設の運営管理を担っていることで蓄えたノウハウの反映です。

と言いますのは、青年の家周辺の施設と市役所内外で管理をになう部署との関係が以下の通り多岐にわたるからです。

◎青年の家=教育部 

◎向島多目的グラウンド=健康文化部

◎向島公園=まちづくり部

◎高砂海浜公園=兵庫県

この通り、4つの部署が所管し、市役所内(や兵庫県)の各部署の部分最適な判断が障壁となり、一体感のある運営が出来ない可能性があります。それだけに、現場の事情を知る指定管理団体がより一体感のある連携運営を提案して頂けると有難いのですが、、、。

昭和57年に建設され、今ではその存在意義も問われ始めている青年の家という教育施設ですが、今回の指定管理者の交替で新たな風が吹き込まれることを期待します。

 

 


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