12月6日(火)、昨日は高砂市議会にて、午前10時~午後6時まで、昼食と何度かの休憩をはさんで延々と本会議質疑が行われました。
内容は、
◎個人番号カードによるコンビニでの印鑑登録証明書の発行を可能にするという条例
◎農業委員会における農業推進委員の設置条例
等、少し自分には馴染みのない条例に引き続き、一般会計の補正についての質疑が始まりました。
先ずは人件費。ここで最初に質問したのが私であったのですが、過去数年と今年度の時間外勤務手当(残業代)の様子から浮き彫りになる特定部署(まちづくり部と治水対策室)での残業の多さ。一般職(非管理職)にして平均で毎月10万円というレベルです。
聞くところによると、緊急の道路補修が多いことや治水対策等計画を前倒しした事業の連続で発生しているとのこと。
私が勤める会社も勿論ですが、民間企業の昨今の労働時間管理は徹底しており、「そこまでするのか?」と驚くほど変化しています。
残業が必要な場合があるのは理解できますし、既に人員を増加させ対策をうち「過去には発生していた100時間超の残業事例が減って来ている」(答弁)ということは少しずつではあるが改善しているということは理解しました。
それでも結果だけをみれば、適切なレベルになっていないと言わざるを得ない状況。ある程度の残業は仕方ないものの常態化は避けないといけません。
条例変更の農業委員会のことでは、農業に身近な感覚がなく突っ込んだ議論、質疑ができませんが、労働時間管理の昨今の情勢については身近に掌握できているつもりです。
それでも当該職場の事情までは中々把握できないので、失礼な質問をしているのかも知れないとも自分で思うところもあります。
それでも、自分が自分のレベルで理解できている範囲で疑問に思う事はしっかり質問をし、賛成・反対を決断するのが自分の立場、本日もしっかり質疑をし、他者の質疑も聞いておきたいと思います。
*他には、市役所庁舎のプロポーザル方式、福祉施設の防犯カメラでの防犯体制、幼稚園教育保育料の半額助成等、質疑がありました。