3月28日(火)、昨日は高砂市3月定例議会最終日。ほぼ全ての議案を可決(陳情数件を否決)し閉会しました。
一般会計では330億円(対前年比▲3.0%)、特別会計(国保、後期高齢者、介護、広域ごみ)、企業会計(水道、工水、下水、病院)の合計では約759億円(同+3.9%)の当初予算を可決し、いよいよ平成29年度がスタートします。
高砂市をはじめ日本の多くの自治体がこれまで経験したことのない人口減少社会の中での自治体運営を迫られており、難しいかじ取りの状況にあります。今回の予算を見ても道路や箱物、備品の老朽化対策等守りの施策が多数盛込まれています。
[老朽化の一つ生石研修センター、市内には他にも同様の状況が幾つもあります]
これはこれでしっかりと取り組まないといけないのですが、その老朽化対策にも限界があり、今後は市役所庁舎は建て替え、ごみ焼却場は広域化で建て替えることが決定している中、注目は山陽電鉄高砂駅前の再開発をどう進めることができるかです。これについては今すぐに結論は出ませんが着実に、確実に進めて頂きたく注目しています。
[上段:山陽電鉄高砂駅前、下段:同駅前を裏から見た光景]
そして最大の税金投入事業が治水対策。平成23年の台風被害から既に5年以上がたち、兵庫県も加わりかなりの対策が施され安心に向かって進んでいます。
この3月議会中、ずっと思っていたのが、「議員活動を通じて自分はどう社会を変えることができるか?」でした。自分の中では予算提案権、執行権のない議員にできることとして、どう世の中を変えることができるか?、勿論議案に対し市民目線での妥当性等は検証するのですが、やはり特に重点を置いたのは「どう社会を変えることができるか」でした。
長期的視点では「人材育成」、中期的視点では「公共施設等総合管理計画の加速度的取組」等、継続して求めてきているものがあります。そして身近な例では、朽ちた看板や止まった時計、繁茂する雑草等、人の心にマイナスの印象を与える景観、状況の是正を求めてきました。
一朝一夕で変えることができないものが沢山あり、また勉強不足、力不足も痛感しており、今後更に勉強し『心晴れやかな暮らしを実感できる笑顔あふれるまちづくり』(私のキャッチフレーズ)を実現できる様取り組んでいきたいと思っています。
議会開会中は、職員さんも当ブログを見て頂いているのか、アクセス数が50件程増えます(それでも250件~280件前後で、これも500位にはしたいと思っています。)
昨日で議会は終了しましたが、職員さん含め、皆様には引き続きご愛読いただきたく、ご指導、ご意見等頂戴致したく、よろしくお願いいたします。
皆様も私も、どんな課題を抱えていても、高砂市同様、顔(表情)は明るく元気にいきましょう!(with smile)