概要:やっぱり凄かった武雄市の図書館。本好きにはたまらない"超理想の空間"がそこにはありました。平成28年に新図書館が開館する高砂市、どんな空間を創れるか?少しでも意見を出していきたいと思います。
[販売図書と貸出図書、スターバックスコーヒーが同じ建物内に。9時~21時開館、年中無休]
解説:1月30日(木)、武雄市の図書館を視察。聞きしに勝る理想の空間がそこにはありました。先ずはマスコミにもよく登場される樋渡市長自らの現在の図書館についての経緯やこだわり、仕組み等について説明があり、その後現地視察。
市長のこだわりは、「今までの図書館ではだめ。お客様意識をもった理想の空間をつくる。」これを求めて「仕事はスピードが最大の付加価値」の考えで、部下が2年後の実現と思っていた構想を1年少しで実現。
実際に視察をしての感想。「とにかく凄い」建物自体は従来のものを活用しているにも関わらず、TSUTAYA書店との共同運営、スターバックスコーヒーの設置などにより創られた空間は館内に入った時からワクワク感がありました。
これまでの武雄市図書館は営業時間10時~18時、毎週月曜日が休み。樋渡市長曰く「ビジネスマンが平日の仕事帰りに行けない。また月曜日のみがお休みの散髪屋さんはいつ図書館に行けるの?お客さん視点に立たないこんな疑問が強くあった」そうで、現図書館が実現した。
[市役所前には今回の視察で同時に説明を受けた鎌倉市議会、富山市議会の方々も。後方に貼ってある紙は2週間の視察団体の数々。視察の条件は5人以上、武雄市内に宿泊。ここにも経済効果があることは間違いありません]
元々が高砂市に新図書館を建設することには反対であった私。しかし既に議会にて建設は決定。今後一人で反対を押し通しても何も生まれない。造ると決めたからには、如何に理想の図書館を創るのかに意識を切り替えて、前に進んで行かなければなりません。怖いのは、造ったけれど、「何やこれ?」となってしまうお金の無駄使い公共施設にならないこと。
帰宅後は19時~高砂市総合体育館にて治水対策説明会がありました。高砂市には色々な課題がありますが、理想の街を目指して取り組んでいきたいですね。