たかお治久の活動報告

高砂市議会議員/たかお治久の活動報告

質疑を通じて

2024-06-17 21:09:37 | 教育

6月17日(月)、午前10時から文教厚生常任委員会に出席し、先週末に引き続き教育部所管の条例議案や一般会計(補正予算)について審査を行いました。

条例では学校運営協議会関連のことが質疑され、教育委員会側では本年10月1日より現在運用中の“高砂式“学校運営協議会から新方式(=法に基づく学校運営協議会)に切り替えたいとしていましたが、議会での質疑を通じ、丁寧な手順を踏むには時間が足りないとの考えに至り、3ヶ月遅らせ、1月1日施行と変更する考えが示されました。その違いは👇

かなり見え難いので、理解している内容を記載すると、従来(高砂型学校運営協議会)と違うのは特に下の2項目

①従来は、学校の基本的な運営の方針に関し意見聴取に応じるでしたが、提案では承認するに変わります。

②教職員の採用状況に関して今回は「任命権者に意見を述べることができ、任命権者はこれを尊重する」ことになっていますが、従来はこの項目はありませんでした。

更に休憩中ではありましたが、この段階で未だ殆どの学校や運営協議会に説明されていないことを不思議に思った為、私より「どういうプロセスで学校運営協議会をスタートさせるつもりだったのか?」の質問に「議会でこの条例を承認して頂いた後に、説明に動く予定だった」とのこと。

疑問に思うことが質疑を通じて明確になることがあります。その意味でも複数議員の多方面からの質疑は有意義だと改めて思いました。

全ての審査を終えて終了したのは16時頃。夕刻帰宅後に、前日に続きもう一面ある小庭に芝生施工を行いました。

上:施行前(雑草除去後)、下:芝生施行後

芝生を敷き肥料を撒くと、ベストタイミングで雨が降って来ました。「よかったです」

明日は高砂市議会六月定例議会の最終日、しっかりと締めたいと思います。

では明日も“明るく元気に積極的に“いきましょう(with smile)


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不登校対策

2024-06-10 22:07:27 | 教育

 6月10日(月)、午前9字40分から議会運営委員会。そして10時からは週末に続き本会議質疑。終了したのは18時30分過ぎ。

一般会計、企業会計(上下水道部)の全ての質疑をしましたので、多岐に渡ったのですが、今回はやはり教育関連に多くの質疑が集中しました。

その内の一つが不登校対策。ここで現在の不登校生の状況を下に示します。

生徒数は年々減少する中、上の通り不登校生は増えていっています。我が子が不登校状態になると保護者は気が気でないと思います。社会全体でサポートしながら解決していきたいものだと思います。

自転車での帰路に見たのが👇

高砂市役所駐車場に置かれているレンタル電気自動車。そう言えば今回の議案の中には節電効果のある家電製品購入への補助金もあります。

そして下は地元米田西小学校横の田んぼの様子。毎年ここでは小学生による田植え体験が実施されています。

様々な課題に対し色々なアプローチでより良い方向になることを目指して策を施しています。

何とか「これが目指していた結果である」との状態を「見える化」して高砂市民に自己肯定感が広がっていくことを望みます。

明日から2日間は一般質問。私は代表質問をしましたので一般質問は行いませんが、実施される議員各位の精魂こめた質疑を注視したいと思います。

では明日も“明るく元気に積極的に“いきましょう!(with smile)


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学校運営が変わる?

2024-06-07 22:44:32 | 教育

 6月7日(金)、本日は午前9時15分から会派代表者会議。これが10時寸前まであり、10時から何度かの休憩を挟み午後5時過ぎまで本会議質疑が行われました。

本会議質疑では、昨日に引き続き条例(議案)が扱われたのですが、その中には下の2条例(案)もありました。

1)高砂市いじめ問題調査委員会条例を定めることについて

2)特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を定めることについて

この2項目は「何のこと?」となりそうですが、これがこれからの学校運営の一翼を担っていくことになる学校運営協議会=コミュニティー・スクール(👇)の委員の立場と報酬に関する改正です。

この出典は「独立行政法人教職員支援機構:文部科学省初等中等教育局参事官木村直人氏発表」

その目的は地域と一緒になって学校運営を行おうと言う意図での仕組み変更です。

これ以外にも幾つかの条例について質疑を行い、一般会計(補正予算)質疑の途中で本日は終わりました。

議会開会中の週末で、来週には一般質問がある為、職員さんの中には休日出勤をされる方もおられるのではないかと思います。「お疲れ様です」

では、良い週末を!(with smile)


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「新たな学校づくり」

2024-06-06 21:22:52 | 教育

6月6日(木)、本日は午前10時から本会議質疑がスタート。

今月(6月)に実施される税軽減に関する条例のことから始まり、一般財団法人勤労者福祉財団と公益財団法人施設利用振興財団の経営状況等の報告。JR曽根駅の南からの入場を可能とするJRと高砂市との基本契約の締結等々について質疑が行われました。

そんな中、本日最も質疑が集中したと思うのが「高議第33号:高砂市新たな学校づくり推進審議会条例を定めることについて」でした。

この条例案の所掌事項は👇

高砂市内には市立小学校が10校、中学校が6校ありますが、その生徒数の今後の推移は下の通り。

そして中学校は👇

上の通り、減っていく生徒数に対し、どの様な形が望ましいのか、今回の定例議会で審議会を設置することを定め、上の所掌事項に対する審議をして頂きます。

コンサルタントにも入って頂いて令和9年9月末をタイムリミットに纏められる予定ですが、そのプロセスでは行政や教育委員会がどの様な考えを示していくかが非常に大切だと思います。

明日も本会議質疑、他者の質疑もしっかりと聞いて、理解を深めたいと思います。

では明日も“明るく元気に積極的に“いきましょう!(with smile)


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ほんとですか?中1、中3同じ給食量!

2024-02-28 21:41:45 | 教育

2月28日(水)、高砂市議会では午前10時から前日に続き本会議質疑。

本日は令和5年度補正予算に関する特別会計(国保、後期高齢、介護事業会計)、企業会計(水道、工業用水道、下水道、市民病院)が扱われましたが特記事項はなく、午前中に終了。

午後は来週以降に予定されている令和6年度の予算案の質問通告に対する職員の趣旨確認があり、会派部屋に来られ複数部署と面談。

その質問の中でも特に時間を割いたのが教育部の2項目。

一つは先日も当ブログに記載した中学校給食の量。

本日の話では「中学1年生も3年生も1人あたりの主食(米)の量は同一」とのご説明。思わず「本当ですか!?」と再度確認しましたが「そのはずです」と。そこで再確認を依頼すると共に、それが本当なら何としても変更して学年に相応しいボリュームに変更して欲しいと思います。

そしてもう一つが「中学校部活動の地域移行」。これについては令和5年から同7年の3年間を推進期間として取り組まれることになっているのですが、課題は山積。

そもそもそのきっかけは教員の負担軽減(働き方改革)。とは言うものの現在の中学校部活動は教育的意義を含め相当な歴史を経る中で日本中で浸透した仕組み。これを完全に外部に移行するにはその管理者の質や量が速やかに準備できるか否か等現実的課題を抱えています。

時代の変化に伴い状況が変わっていくのは当然のこと、現場の事情をしっかりと踏まえつつ最適な姿に落とし込んでいきたいものですね。

夕刻庁舎を出る時に通過した昼間は確定申告にて使用している場所では、高砂市水道事業100周年のビデオ映像が流されていました。このビデオは水道の歴史と共にその有り難さを実感できる映像で、この場所で放映していることに職員さんの前向きな取り組みを感じます。

明日の高砂市議会の予定は委員会での議案審査。

明日も“明るく元気に積極的に“いきましょう!(with smile)


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