たかお治久の活動報告

高砂市議会議員/たかお治久の活動報告

向島青年の家、指定管理者変更

2016-12-06 05:51:36 | 高砂の施設

 12月5日(月)、いよいよ高砂市12月定例議会の本会議質疑が始まりました。

「ごみ収集車がごみ収集時に民家の塀を壊した案件の処理」等の報告議案に始まり、指定管理者に関する件、職員の給与・期末勤勉手当の見直し、市長・議員等の期末勤勉手当見直し等の条例議案等々、様々な案件について質疑が行われました。

全体の流れとしては、本会議にて質疑した後、来週になりますが、各常任委員会にてより詳細に質疑を経て、委員会内での採決が行われます。そして、その後に最終日にその報告があって、全議員による採決が行われるという流れです。

その議案の中でも特にここで報告したいのが、指定管理についてです。

この指定管理と言う手法は、公共施設を入札等で指定した団体に管理して頂くという仕組みで、多くの場合民間団体が指定されます。

今回の分で対象になっているのは、向島にある青年の家。来年度(H29年度)より、これまで指定管理団体であった高砂漁業協同組合からシンこースポーツに替わります。(その他では、生石研修センターや斎場が同じ団体が継続して運営管理することが報告されました)

シンコースポーツは、青年の家と隣接する向島多目的グラウンドを指定管理として受けている他、高砂市民プールの運営も担っているということで、期待するのは、向島多目的グラウンドとの一体感をもった運営であり、全国各地のスポーツ施設の運営管理を担っていることで蓄えたノウハウの反映です。

と言いますのは、青年の家周辺の施設と市役所内外で管理をになう部署との関係が以下の通り多岐にわたるからです。

◎青年の家=教育部 

◎向島多目的グラウンド=健康文化部

◎向島公園=まちづくり部

◎高砂海浜公園=兵庫県

この通り、4つの部署が所管し、市役所内(や兵庫県)の各部署の部分最適な判断が障壁となり、一体感のある運営が出来ない可能性があります。それだけに、現場の事情を知る指定管理団体がより一体感のある連携運営を提案して頂けると有難いのですが、、、。

昭和57年に建設され、今ではその存在意義も問われ始めている青年の家という教育施設ですが、今回の指定管理者の交替で新たな風が吹き込まれることを期待します。

 

 


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