概要:3月30日(日)~31日(月)の2日間で大人の男4人にて桜散る知覧(鹿児島県)へ行ってきました。今の平和な日本の礎を築いてくださった方々の魂に触れ、と富屋旅館に宿泊し、話を聞き、自分の日々の過ごし方、生き方、命の使い方を考えさせられる旅となりました。是非一度、富屋旅館に宿泊し、女将さんのお話しを聞いて下さい。
解説)一昨年からメンバーで「行きたい」と考えていた知覧特攻平和会館への旅が実現し、3月30日(日)~31日(月)の2日間で行ってきました。移動は飛行機とレンタカー、途中では霧島神宮にも初参拝、桜散る最高の時期に知覧を訪れることが出来ました。
特攻平和会館に着いたのが夕刻であった為、入館は翌日にしましたが、その会館に隣接する球場では野球の試合が行われており、応援のお母さん方の声が響き渡り、まさに平和な時間が流れている現代を感じた知覧到着の夕刻でした。
宿泊は、特攻隊員さんが、軍指定食堂(富屋食堂)として食事をし、”お母さん”と呼んで慕ったその食堂の女将さんである鳥濱トメさんのご子孫(お孫さんの奥様と娘さん)が経営されている富屋旅館にてさせて頂いた。
夜は、特攻隊員さんが当時食したに近い料理を食べさせて頂き、翌朝はトメさんが語り継いで欲しいと望んだ特攻隊員さん達の出撃前の様子を聞かせて頂き、現在に生きる自分たちが何をすべきか、どうあるべきか を自問する時となりました。
[上:宿泊した現在の富屋旅館。当時の部屋がそのまま残っています。]
[下:「出撃の日、ホタルとなって帰って来る」と言って出撃したその日の夕刻、本当に季節外れのホタルを見つけた縁側]
とにかく、行って欲しい旅館です。
現代社会は、思想において「右」や「左」が語られますが、行ってみて、感じてから再び語ればいいと思います。
”右”から見てこう思う、”左”から見てこう思う、”真ん中”から見てこう思う。それでいいと思いますが、とにかく現代の豊かな日本をつくる過程にこの特攻の方々がおられたことを体感することは、大切なことです。再び戦争をしない為にも。
さあ、明日から消費税は8%になります。そのことで人生が変わると思いませんが、ゆでガエルの様に少しずつ環境が変わっていっていることに気付かないでいると、日本はとんでもない方向に行ってしまう可能性があります。
どんな日本にしたいのか、どんな高砂市にしたいのか、自分の足元を見て、自分に出来ることをきちんとしないといけません。能力の高低ではなく、自分に出来ることを精一杯していくことで、お役に立たなければなりません。生きているのだから。