たかお治久の活動報告

高砂市議会議員/たかお治久の活動報告

高砂市議会減額修正で他を可決

2016-12-16 05:22:27 | 議会報告

 12月15日(木)、昨日は朝(9時)から【代表者会】、その後【議会運営委員会】、そして10時過ぎ~本会議が開催され、全ての議案について採決を行いました。

が、今回の定例議会で補正予算中、最大の目玉であった幼児教育保育料(4歳・5歳児の保育料助成)については、課税対象になるのか否かが明確に回答を得られない等未成熟な議案であることを理由に議員全員が署名をした上で、原案からこの部分の減額訂正を行いました。(今回の補正予算からこの部分のみ削除)

再掲載となりますが、上が公立高砂子ども園、下が私立真浄寺きくなみ保育園。

この件について、議員の中には、年間約4500万円の支出なら他に使う方が有効と考えている者もいたのかも知れません。実際年間4500万円あれば全ての公立幼稚園、保育園、子ども園にエアコンを設置することに要する費用(約9000万円)が2年分で出てくるのであり、検討に値すると考えます。

この幼児教育保育料助成の対象は今年度(平成28年度)分からとなっていましたが、今回の訂正で今年度対象になる予定であった方が対象にならない可能性があります。

そしてもしかしたら、議員の中には、「何故こんなお金を頂戴できるものを蹴ったのだ!」とお怒りになる市民の目が気になった方もいるかも知れません。

その他、公共施設の運営では、来年度より斎場が株式会社五輪、生石研修センターが勤労福祉財団、青年の家がシンコースポーツにて今後5年間の指定管理となることが決定。職員さんの給与と期末勤勉手当、市長副市長等の特別職、議員の期末勤勉手当(0.1ヵ月アップ)の補正も決定。

人事案件では、新教育長に衣笠好一氏(現教育委員)の任命に同意(任期は12月25日~3年間)。

そして、今定例会は当初予定では昨日を最終日としていましたが、議案となる「広域ごみ処理施設に関する会社と高砂市の契約が近日中に行われる見込みであること」を考慮し、12月22日まで会期を延長しました。(議会は開催1週間前には招集通知を出す必要があり、一旦閉会すると再会が1週間以上先になってしまうことを避ける為の措置です)

会期延長とはいえ漸くホッとした、というのが正直な気持ち。これからは『たかお治久後援会会報(NO21)』を出来るだけ早く、目標は新年早々に配布出来る様に作成にあたりたいと思います。


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