9月24日(火)出社後は早々に議会へ。この日は夕刻に会社では第54回駅伝大会が予定されており、私も”出走”の予定。何とか間に合うことを期待して議会へ向かいしまた。
10時~は「治水対策室」の役割を市長直轄組織とする組織改訂について【総務常任委員会】【建設環境経済常任委員会】合同会議にて審議致しました。通常では、会議の席は四角の3辺が議員、1辺は行政当局となるのですが、昨日は4辺全部を議員が囲み、当局はその後ろに控える形になりました。
かねがね思っていたことで、以前「議会改革」をテーマに大学教授の講演を聞いた時にも話をされていたことなのですが、議会は本来、議員間で議題について意見をぶつけ合い、議論し、結論を導くべき、と考えている私にとりましては、昨日の様に議員が一つの空間を作り「さあ話し合おう」というレイアウトは「これが本来の姿だよね」と妙に嬉しさを感じました。
今の議会では、議員間の討議は殆ど行われることがなく、当局への確認、詰問が殆どとなっています。現在、議員間の討議、意見交換等が頻繁に行われているのは、非公開の位置づけにある「代表者会議」や明確な権限が定まっていない「議会だより編集委員会」位の様に思います。
さて、前置きが長くなりましたが、昨日は上記合同会議だけで12時40分まで。治水対策を本気で取り組むのであれば、兵庫県が平成24年に定めた「総合治水条例」を高砂市としても定めるべきではないのか、等々組織改訂に絡めて質問、意見が飛び交いました。
これについては「検討をさせて欲しい」とのことで終わりましたが、高砂市を安心して住める街にする為には治水対策を完遂する必要があると位置付けての組織改訂、その目的を達成する為にこの条例が必要であるならば、是非とも制定し前に進めるべきと思います。(制定の功罪をまだしっかり認識できておらず、私見も定まっておりません)
最終的に昨日の委員会が終了したのは18時過ぎ、駅伝大会出場には間に合わず代走が走ってくれました。「残念」
最後に、某先輩高砂市民から「高砂市職員さんで高砂市民の割合は?他の自治体に比べ少ないのではないか?これに象徴される如く、魅力のない街になっているのではないか?もっと魅力あるまちづくりを真剣に考えないとあかんやろ!」とのお言葉を頂いております。(高砂市民比率は調べてみようと思っています)
治水対策をしたところで、住んでいる人には安心できる街になるかもしれないけれど、人を惹きつける街には手が届いていません。もっともっと何かをやらねば、この街は根本的に変わることがなく、衰退の一途をたどる可能性があることに危機感を思えます。
本日は8時半から「再任用制度のこと」を個人的に勉強することにしております。あと数日、ギリギリまでしっかり審議したいと思います。