7月2日(月)快晴の朝、出社後午前中に議会へ。昨日の私の予定はとにかく『土光敏夫清貧と復興 土光敏夫100の言葉』を読むこと。この中には約30年前の行財政改革として土光氏が「国の借金は約100兆円になろうとしている。これは国家にとって危機的状況で何としても改革をしなければならない」とあります。
それから30年、国家は1000兆円の借金をしてもなお、収入と支出の均衡には今から8年、2020年までかかると説明されています。いったい国家はどこまで借金が出来るのか?国家でなくて高砂市はどこまで借金できるのか?
困る人が出てくるまで、その方向転換は行われないのか?「これ以上の借金は駄目」との総論賛成の方も「でも自分の生活、地域には配慮、補助を」と自分の恩恵に関する各論は別、となっている感じがしてなりません。
この軌道修正を実現することが未来の日本、地域の為に必要です。さて、ベテランの多い高砂議会において、自分は如何に考え振る舞うべきか、自問の日々続いています。
負ける訳にはいきません。何とか知恵を出して、形にしていきたいと思います。