ロシアに逃げる、と書きましたが、
それは、ちょっと前に見た
「コンパートメントNO.6」という
フィンランド映画の記憶が脳裏にあったせいかもしれません。
フィンランド人の女性が、
留学しているモスクワから寝台列車に乗り、
世界最北端の街、ムルマンスクに向かうロードムービー。
列車に乗り合わせたいけすかないロシア人労働者の男と、
ゆるくしみじみと心を通わせながら、
雪と氷に覆われた最果ての地にたどり着く。
そうか、北に向かうとはこういうことか、と。
遠くへ行きたい願望を満たしてくれる佳作でした。
ああ、逃避したい。
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