10月に出る雑誌記事が校了。
で、さっそく次号の話というか、
「企画出してくださいね〜」的なメールが。
頭の中にもやもやとあるものを形にしたいなと思うけど、
その形にするまでが大変というか。
「これがやりたいんじゃあ、文句あるんか、あん?」
という勢いが欲しいところ。雑誌はライブだから、走り抜けないと。
遅いかもしれないけど、走ればまだ間に合う。
そう歌うスプリングスティーン「涙のサンダーロード」をば。
10月に出る雑誌記事が校了。
で、さっそく次号の話というか、
「企画出してくださいね〜」的なメールが。
頭の中にもやもやとあるものを形にしたいなと思うけど、
その形にするまでが大変というか。
「これがやりたいんじゃあ、文句あるんか、あん?」
という勢いが欲しいところ。雑誌はライブだから、走り抜けないと。
遅いかもしれないけど、走ればまだ間に合う。
そう歌うスプリングスティーン「涙のサンダーロード」をば。
ううう。
首と肩と背中と腰が!
なんとかしてよ〜T先生!
と、日本一有名なダメダメ小学生の口真似をしながら
いつもの接骨院に行ったと思いねえ。
「ありゃあ、首も肩もガチガチですね〜。
うわ、背中も腰もひどくないですか〜」
「ええ、まあ…ううう」
「おや、ここは、ひょっとして」
「ああっ、先生、そこだけはやめて〜お願いだから」
「そんなコト言って、アレでしょ?
ダチョウ倶楽部のアレですよね、
押すなよ、押すなよってやつでしょ?」
「だから押しちゃ駄目ですってば」
「ふっふっふ。こんなコリコリなアレは初めてですよ〜」
T先生は容赦なく、
左肩の下のほうにあるコリコリなアレを目がけて、
渾身の力で押しまくるのでした。
楽しいですか、先生。
楽しそうですね。良かったですね。
そういえば最近見ない、と書いた自分が不勉強でした。
ハリー・ディーン・スタントンの最新作があった。
「LUCKY」という映画で、
砂漠に一人で住む無神論者の老人の話らしい。
90歳過ぎて堂々の主演作。この写真を見るだけで、
いい映画に違いない、と思ったりする。来年公開予定。
「エイリアン」「ニューヨーク1997」「クリスティーン」
「プライベート・ベンジャミン」「ワン・フロム・ザ・ハート」
「プリティ・イン・ピンク」「シーズ・ソー・ラブリー」
「ワイルド・アット・ハート」「ツインピークス」
「グリーンマイル」「ストレイト・ストーリー」「プレッジ」
なんともカタカナばかりの出演作。
見渡してみると、これだけでアメリカ映画の歴史が
語れそうな個性あふれる映画たち。
ずっとアメリカ映画の横っちょを歩いていたスタントンが、
異邦人のヴェンダース監督の手によって、
アメリカそのものを体現するような存在になったのが
「パリ、テキサス」だったと思う。
「パリテキ」また見たいなあ。
TSUTAYAで108円で借りられるけど、
35ミリフィルムで、映画館で、見たい。
ハリー・ディーン・スタントン。
ずっと現役感があって、
スクリーンに登場するだけで、映画を2割増しぐらい面白くしていた人。
そういえば最近見ないなと思っていたら、91歳だったのか。
でも、天寿を全うしたとは思えないというか。
「パリ、テキサス」で演じたトラヴィスのように、
荒野をずっと彷徨っているような気がしてならない。
またミサイルとな。
おかげでまた「ひよっこ」が飛んでしまったではないか。
世界中の朝ドラファンを敵に回すつもりなのかな、と。
文句を言っても、何ができるわけでもないので、
おとなしく原稿を書く。木曜締切だった原稿は、
1本は昨日、もう1本は今日の午後に仕上げてクライアントに送る。
あとは、今週ずっと引きずっている書籍の原稿と、
取材原稿が1本。ちょっとは先が見えてきたのかな、と。
急遽、資料本を手に入れないといけなくなり、
慌てて吉祥寺のジュンク堂に走る。
在庫が1冊しかなく、危ないところだったのだけど、
なんとか入手する。
で、ここは吉祥寺である。
ジュンク堂の近くには
ディスクユニオンとHMVレコードがあったりする。
仕方ないではないか。どうしても書店に行く必要があったし、
目的の本はゲットできたのだから、
ちょっとぐらい寄り道をしてもいいではないか。
ということで、上記の2店でさんざん物色したあげく、
450円のレコを1枚購入する。仕事しろよ、自分。
と思いながら、このにやけた顔はなかなか元に戻らないのでした。
朝日新聞の夕刊に載っていた、
国際政治学者の酒井啓子さんのコラムを読む。
中東問題に関しては、おそらく第一人者の酒井先生いわく、
「断行や制裁が相手国を折れさせた例は、ほとんどない。
90年代、米政権はイランとイラク両方を封じ込めて、
国力を削ごうとした。(中略) それで米政権はイラクが
弱体化したと安心できたか?
結末はよく知られている。米国はイラク戦争で軍事的に
政権を転覆するしかないと決心した」
酒井先生はかつて米国が中東でおかした失敗を、
再び北のあの国でやろうとしていることに危惧感を抱いている。
そんな米国に乗っかっているのが日本なのだろう。
制裁に恐れをなして、核開発を放棄したのは、
カダフィ時代のリビア一国だけだ、と書く
酒井先生の警鐘を、どう受け止めるか。
わからないから、得体が知れないから、潰そうとするんだろう。
そんな考え方を、自分もしていないかどうか、
ちょっと見つめ直そうかと。とりあえず。
「リンジー・バッキンガム/クリスティン・マクヴィー」を聞く。
言わずと知れたフリートウッド・マックの
メインの二人が共作アルバムを発表。
というか、ドラムはミック・フリートウッドだし、
ベースはジョン・マクヴィーだから、
スティーヴィー・ニックスが不在なだけの
ほぼフリートウッド・マックの新作と呼んでもいいわけで。
長年のファンには、80%ぐらいの喜びを持って
迎えられているというか。
10月初旬に出る雑誌記事が大詰め。
今日、校正を戻せば、あとは再校が出て終了、という。
なんとかここまで来たなあ、と。
あとはもう一誌、インタビュー原稿が木曜までなのだけど、
まだ文字起こしも終わってない。間に合うかな。
今思い出したけど、さらに別件の締切も木曜だった。
ふっふっふっふ。
乾いた笑いが仕事場に響き渡る。
新宿で、とあるイベントを見学。
ここでパフォーマンスをする人の本を作ろうとしているので、
その一挙手一投足をじっと観察。
これはほんとにアートだなあ。言葉では説明できないなあ。
と思いながら、そのパフォーマンスに圧倒される。
1時間ほどで終わったのだけど、見てる方もかなりの疲労度というか。
ファンに囲まれるなか、その人に挨拶しておいとまする。
言葉にできないものを、
どうやって言語化し、ビジュアル化するか。
じっくり考えていきたいのだけど、
例によって潤沢な時間など皆無。
仕事場に戻り、しばし呆ける。
焼きそばパンでも食して、原稿書くか、と。