Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

アゲインスト冷たい目

2010年07月20日 | 冷やし中華に愛をこめて
猛暑である。
自宅から仕事場にたどり着くだけで疲労困憊。
あまりに暑いので、ノンアルコールの
ビールを買って飲もうかと思うほど。
以前勤めていた会社で、今日みたいな猛暑の日に、
ノンアルコールビールを飲み、「くはーっ」とか言っていたら、
そばにいた同僚(女性)から
ものすごく冷たい目で見られたのを覚えている。だから、自粛。

この暑さで食欲もないので、
冷やし中華をいつもの中華屋TPで食す。



スキンヘッドの親父が手慣れた感じで作った逸品。
たっぷりの和がらしと紅ショウガがいいアクセント。
去年の夏は冷やし中華ばかり食していたので、
体力が一気に落ちて、瀕死の状態になってしまい
今年は自粛していたのだが。
美味いものは美味い、ということで、
冷やし中華、再燃です。
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Gの恐怖・ふたたび

2010年07月19日 | 日々、徒然に
ひい。

出た。また。Gが。
しかも今度はなんと、飛ぶのである。

そりゃ昆虫だから飛ぶよ、と言う人。
あなたは甘い。
Gが飛ぶと、恐怖は何倍もふくれあがるのだ。

おお。また現れた。
壁を我が物顔に闊歩するG。
そして軽やかに飛ぶのであった。

何も悪いことはしていないのに。
今日だって朝から仕事だったし、
夕方は新宿に出て取材までこなしたのに。
疲れた身体にGは、あまりにも酷、だ。

ああ。また飛んだ。
元気だな、G。


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バッドグッドなひと

2010年07月18日 | 映画など
スコット・クーパー監督『クレイジー・ハート』を見る。
自堕落な生活を送るかつての人気カントリー歌手の生きざまを描く。
ジェフ・ブリッジスという俳優。そしてカントリーという音楽。
旅から旅への演奏が続くロードムーヴィー的展開。
これだけそろっていれば、面白くないわけがないというか。
アメリカ映画の良さって、こういうところなんだとあらためて思う。



たった一人でアメリカ国内を移動し、
酒と女にまみれながら
行く先々で現地のミュージシャンとライブをおこなう主人公。
たまたま取材を受けた
バツイチで子持ちの女記者(マギー・ジレンホール)とねんごろになる。
自堕落な生活とは決別して、彼女と一緒になろうとするが、
それまでの自分の生きざまのせいで、なかなかカタギになれない。
バッドだがグッドな男。アメリカ映画が最も得意としてきた主人公だと思う。

ジェフ・ブリッジズはアメリカを代表する映画俳優だけど、
なぜか日本では知名度が低い。渋すぎるからだろうか。
でも70年代から現在まで、この俳優がいなかったら、
アメリカ映画はずいぶんつまらないものになったと思う。
それはともかく、本作はこの俳優がこれまで演じてきた役を彷彿とさせる映画なので、
ファン(少ないだろうけど)にとっては非常においしい。

ボーリング場で演奏する前に、酒をあおるシーンは
コーエン兄弟の『ビッグ・リボウスキ』だし、
アル中というのも『800万の死にざま』の酔いどれ探偵を思い起こさせる。
ミュージシャン役なのは『恋のゆくえ ファビュラス・ベイカー・ボーイズ』と同じ。
ロードムーヴィー的なのはイーストウッドと共演した『サンダーボルト』を思い出す。
タフガイでありながら、負け犬の哀愁も漂わせる。
そんな役を演じられるのは、このジェフ・ブリッジスだけだ。
(あと、強いて言えばニック・ノルティぐらい?)
と、シネフィル魂が炸裂してしまうわけで。

これまでの集大成的な役で、アカデミー賞を獲ったわけだし、
ここは素直におめでとうと言っておきたい。

ジェフ・ブリッジスはCDも出しているミュージシャンであり、
歌はそんなに上手くないけど、実に味わい深いボーカルを聞かせる。
T・ボーン・バーネットの音楽も素敵。
あと、かつての弟子で今は大物ミュージシャン、
という役を演じたコリン・ファレル。
この人の歌の上手さにもびっくりでした。







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柔らかいのがいちばん

2010年07月17日 | やさぐれレシピ
卵が冷蔵庫にたくさんあったので、
ボウルに割ってかき混ぜた中に、
あらかじめ茹でておいたインゲンと、みじん切りにしたタマネギ。
お湯でもどしたシーフード(イカ、エビ、ホタテ)を投入してかき混ぜておく。
フライパンに油を入れて熱し、じゅっと焼く。
あまり焼きすぎないで、中身がまだ柔らかい段階で火を止めるのがコツ。
焼き上がった卵を皿に移し、あんかけにしていただく。
ちなみに「あん」は、鍋に少量のお湯を沸かし、
そこにコンソメと少しの醤油とみりんを入れて味をととのえ、
片栗粉を溶いて入れれば出来上がり。
味噌汁の具はシジミに。美味しゅうございました。



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フレーズ・ベスト2

2010年07月16日 | 読んでいろいろ思うところが
「ドキュメントひきこもり・長期化と高年齢化の実態」(宝島新書)
という本を読んでいたら、気になったフレーズが。
昔は女性が男性に求めるのは
「三高」(高身長・高収入・高学歴)だったが、
今は「三低」らしい。

つまり、
低コスト
低姿勢
低依存

ということらしい。
つまりいろんな意味で
ストレスのない男性がいいということらしい。そうなのか。

あと雨宮処凛さんの
新刊「反撃カルチャー」(角川学芸出版)を読んでいて気に入ったフレーズ。
非正規雇用者やワーキングプアの人たちの状況改善のために
デモ行進をする雨宮さんだが、以下、引用。溜飲が下がりました。

時々批判をされることがある。
「そんなことやって意味あんの?」とか「迷惑なんだけど」という意見だ。
そのたびに、私は思う。お前は馬鹿か?
「意味」とかそんなつまんないことばっか言うから、
お前の人生、大して面白くないんだよ!!
しかも迷惑だって? 当たり前だろ!
ある意味「迷惑」かけるためにやってるんだから!!
つか、お前みたいなやつが「自由」をどんどん狭めてることになんで気づかないんだよ!!

画像だとアレですが、特色ピンクの使い方が鮮やかな装幀です。

「意味」とか「理由」とか「根拠」とか。
そういうものって、確かにつまらない。面白くないです。
でも求められるんですよ、「意味」とか「根拠」。ふう。

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コーヒーが必要だ

2010年07月14日 | 満身創痍な
コーヒー中毒である。
ドリップした香り高いコーヒーも好きだけど、
インスタントコーヒーに、砂糖とミルクをたっぷりいれた、
およそ健康に良くない代物でも喜んで、飲む。
缶コーヒーの「ブラック」も好きだし、
「微糖」も「カフェオレ」もいける。
普通の缶コーヒーって死ぬほど甘いんだけど、美味いときがあるんです。

ドトールやスタバなどのカフェも、
煮しめたようなコーヒーを出す場末の喫茶店も大好き。
ひょっとしたらビールより好きかもしれないなと思いつつ、
コーヒーは自分にとってのドラッグなのだろう。きっと。
今日もコーヒーを飲んでいたら、胃痛が。
内臓疲労が堪えるようになってきたのだろうか。
休みが必要かな。

ということで、奥田民生の「コーヒー」を張っておきます。
休みが必要だ。お前もそう言ったろ。
青春を返せとかなんとか言ってたろ。
という歌詞が素敵です。

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連日の追悼

2010年07月13日 | 日々、徒然に
先週、デザイン入れしたゲラが上がってきて、
その校正などを進める。
年末に出す本のために資料を探しに書店に行く。
来週の取材の日程が決まり、そのための準備をする。

とまあ、この仕事ならではの典型的な1日というか。
だからといって、ルーチンでできるほど甘い仕事でもないので、
それなりに緊張感を持って取り組まないといけないな、と思う次第。

つかこうへい死去、のニュースを聞いたと思ったら、
映画『アメリカン・スプレンダー』の原作者、
ハービー・ピーカーが亡くなったと新聞の死亡欄に。
冴えない自分の人生をコミックにした男の物語で、
その冴えないところが非常に魅力的というか。
日本で言うとつげ義春みたいな感触だったのを覚えている。
もう一回見てみたくなった。ロバート・クラムのコミックも読みたいな。


ディテールに秀でたロバート・クラム(左)によるコミック。
うって変わって、日本ではラブコメっぽいテイストの映画ポスター(右)。
陰々滅々だけど、ハートウォーミングです。

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傑作をありがとう

2010年07月12日 | 日々、徒然に
つかこうへい死去のニュースが。
まだ62歳だというではないか。残念。
『蒲田行進曲』の例を出すまでもなく、
映画と演劇の歴史を変えた人だったと思う。

芝居は一度だけ見た。『熱海殺人事件』。
紀伊国屋ホールの最後列だったけど、圧倒されたのを覚えている。

和田誠のイラストで彩られた角川文庫はよく買っていたし、
「つかへい腹黒日記」などのエッセイも好きだった。
風間杜夫と平田満、根岸季江や柄本明など、
つかこうへいによって世に出た俳優さんたちは枚挙にいとまがない。

芝居は一度しか見られなかったけど、
映画になった作品は多数。
特に『二代目はクリスチャン』『寝盗られ宗介』の2本は大傑作でした。
ご冥福をお祈りします。

ということで『二代目はクリスチャン』の予告編を張っておきます。
ひょんなことからヤクザの跡目を継ぐことになったシスターの物語。
前半は爆笑コメディで、後半は燃えて泣けるヤクザ映画です。
志保美悦子の代表作であり、これほど役者さんたちが
生き生きと芝居している映画はあまりない。井筒監督にとっても傑作の1本でしょう。

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自信を持てと言われても

2010年07月11日 | 日々、徒然に
参院選。民主党苦戦とな。
改選第一党が自民党になった様子。
自民党が支持されたのではなく、民主党にダメ出し、
という感じなのだろう。だからといってどの党に日本を任せていいのか。
国民も考えあぐねているというか。
政治家も国民もみんな自信なさそう。

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地団駄とお参り

2010年07月10日 | 日々、徒然に
少し時間ができたので新宿に。
行こうと思ってなかなか行けなかったジュンク堂に行く。
新刊の山に囲まれて至福の時間を過ごす。
医学書院の「ケアをひらく」と、
理論社の「よりみちパンセ」をコラボしたフェアがあったりして、
書店の人たちのエディトリアルな感覚は、鋭い。



新書の新刊コーナーの近くに、
神様候補(多部未華子)の集英社文庫のポップが。
「ありがたや~」という感じで、お参りを。
あと神様(蒼井優)も顔を型抜きした写真集を出していたので、
これまたさっそくお参り。残念ながら
シュリンクされていたので中味は見られず、地団駄を踏む(←買えよ)。

結局そのあといろいろ予定があって、
1時間ぐらいしかいられなかったのが残念。
買ったのは結局『もやしもん』の最新巻だけ。
近所のコンビニでも買えるものを買っちまったな、
と思いつつジュンク堂をあとにするのでした。

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