Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

傑作をありがとう

2010年07月12日 | 日々、徒然に
つかこうへい死去のニュースが。
まだ62歳だというではないか。残念。
『蒲田行進曲』の例を出すまでもなく、
映画と演劇の歴史を変えた人だったと思う。

芝居は一度だけ見た。『熱海殺人事件』。
紀伊国屋ホールの最後列だったけど、圧倒されたのを覚えている。

和田誠のイラストで彩られた角川文庫はよく買っていたし、
「つかへい腹黒日記」などのエッセイも好きだった。
風間杜夫と平田満、根岸季江や柄本明など、
つかこうへいによって世に出た俳優さんたちは枚挙にいとまがない。

芝居は一度しか見られなかったけど、
映画になった作品は多数。
特に『二代目はクリスチャン』『寝盗られ宗介』の2本は大傑作でした。
ご冥福をお祈りします。

ということで『二代目はクリスチャン』の予告編を張っておきます。
ひょんなことからヤクザの跡目を継ぐことになったシスターの物語。
前半は爆笑コメディで、後半は燃えて泣けるヤクザ映画です。
志保美悦子の代表作であり、これほど役者さんたちが
生き生きと芝居している映画はあまりない。井筒監督にとっても傑作の1本でしょう。

</object>



コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする