ペドロ・アルモドバル監督『抱擁のかけら』を見る。
禁断の恋におちいる新人女優と監督の
ミステリアスなラブロマンス。
大富豪の愛人が女優として映画に出演するが、
一目で監督と恋に落ちてしまう。
そんな彼女に嫉妬し、執拗に浮気の現場を押さえようとする大富豪。
状況に耐えきれず、ついに二人は撮影を投げ出して逃避行。
ものすごくベタな展開というか、メロドラマそのものである。
それでも古めかしさを感じないのは、
色彩豊かでおおらかなスペインのロケーションがあるからだろうか。
それはともかくこれはもう、
完全にペネロペ姐さんを見るための映画。
愛のみに生きるパッショネイトな役柄はお手のもの、というか貫禄充分。
30歳過ぎて俄然良くなってきました。
アルモドバル監督の映画は、
『オール・アバウト・マイ・マザー』にしろ『ボルベール/帰郷』にしろ、
どうも相性が悪くて、今ひとつ乗れなかったのだけど、
本作は映画内映画を題材にしていたところもあって、
シネフィルのツボを絶妙に突いてくれました。
禁断の恋におちいる新人女優と監督の
ミステリアスなラブロマンス。
大富豪の愛人が女優として映画に出演するが、
一目で監督と恋に落ちてしまう。
そんな彼女に嫉妬し、執拗に浮気の現場を押さえようとする大富豪。
状況に耐えきれず、ついに二人は撮影を投げ出して逃避行。
ものすごくベタな展開というか、メロドラマそのものである。
それでも古めかしさを感じないのは、
色彩豊かでおおらかなスペインのロケーションがあるからだろうか。
それはともかくこれはもう、
完全にペネロペ姐さんを見るための映画。
愛のみに生きるパッショネイトな役柄はお手のもの、というか貫禄充分。
30歳過ぎて俄然良くなってきました。
アルモドバル監督の映画は、
『オール・アバウト・マイ・マザー』にしろ『ボルベール/帰郷』にしろ、
どうも相性が悪くて、今ひとつ乗れなかったのだけど、
本作は映画内映画を題材にしていたところもあって、
シネフィルのツボを絶妙に突いてくれました。