Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

神様候補だけが頼り

2010年07月02日 | やさぐれ男のつぶやき
仕事に追われる日が続き、
週末だというのに、この土日も仕事になることがほぼ決定。
なんともまあ、暑い、というか暑苦しい夏である。
やりたいことはいっぱいあるのに、できない境遇が悲しすぎる。
何をやりたいかというと、

1 ナマの落語会に行きたい。
2 銭湯に行って、ビールを飲みたい。
3 ジャッキー・チェンの新作か
   ヴァンダム&ラングレン『ユニ・ソル』続編が見たい。
4 トム・ペティの新譜を買ってゆっくり聞きたい。
5 新宿のジュンク堂に行って、
   新刊の山に埋もれながら立ち読みしたい。

…なんということだろう。
ここまで書いて、ほかにやりたいことがないことに気がつく。
いま挙げた1から4なんて、2日ぐらい休みを取って
1万円も使えば、すぐできるではないか。5にいたってはタダだし。
なんとも安上がりな自分。
でも、その2日の休みが取れないところがつらい。
ワーカホリックな夏から脱出したいのだけれど。

最近、唯一ほっとしたのが、
街なかの書店で見かけた集英社文庫「ナツイチ」のポスター。
神様候補(多部未華子)に向かって、しっかりお祈りをするのでした。
それにしても、すっかり読書女優になりましたな、神様候補(多部未華子)。
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働くこと、そして信頼

2010年07月02日 | 読んでいろいろ思うところが
西原理恵子・月乃光司
『おサケについてのまじめな話』(小学館)を読む。
著者の月乃さんから送っていただきました。ありがとうございます。



アルコール依存症の夫を持っていた西原さんと、
自身アルコール依存症だった月乃さんが、
この厄介な病気を一般の人たちに知ってもらうために作られた本。
日本には約80万人の依存症の人がいて、
予備軍と言われる人たちはその5倍。
400万人にものぼるというから、その対処法や治療のプロセスなどを
知っておくことは必要だと思う。


西原さんは語る。

だいたい、人は病気になるぐらいでは、
たやすく死にはしないと思っています。
それが病気と借金が重なると、案外すぐに死んじゃうんじゃないか。
だからわたしは、まず働くんです。

月乃さんも語る。

退院して一人暮らしをするのにアパートを借りたとき、
親が火災保険をかけようとしたんですね。
というのも、わたしには飲酒すると火をつける癖もありましたから。
一年お酒をやめても信用してくれなかったけれど、
三年経ってようやく信じてくれるようになりました。

アルコール依存症にまつわる本なのだけれど、
ある意味、一般的な人生訓とも読み取れる。

アル中なんて関係ない、
と思って読まないでいるのは、勿体ない。
そういう人にこそ読んでほしいわけで。



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