Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

tacoと浪花と

2008年05月21日 | 日々、徒然に
怒濤の日々もピーク、という感じ。
明日と明後日、取材で大阪に行って来ます。

ブログは更新できたら、します。


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すれ違いの人生

2008年05月19日 | 日々、徒然に
仕事がひと段落して、昼食に出る。
駅に向かって歩き、いつも行くT酒場のあたりで、
よく知っている人とすれ違った。
一瞬、誰だっけと思う。
ものすごく知ってる人なんだけどなあ、
と、首をかしげる。

2秒ほどして、浅草キッドの水道橋博士だと気がつく。
そうだよ、博士だ。間違いない。付き人もいたし。
プライベートなのかな、と思いながら、振り返ったが、
博士と付き人の若者たちは、すでに信号を渡っていた。

浅草キッドのお二人にはいちどインタビューをしたことがある。
取材部屋に入ると、ものすごい緊張感が走ったのを覚えている。
普段、おかしなことをして笑わせている人たちが、
真面目な顔をしていると、それだけで怖いものである。
「俺たちは真剣に馬鹿なコトをやってるんだ」という発言が印象的だった。

ちょうど博士の『本業』を読んでいたところだったので、
こんな偶然もあるものだな、と思ったりする。
文筆家としても、浅草キッドは凄い。
一文一文に魂がこもっており、
オチのつけかたも秀逸。
書き手としても、一流だと思う。
またいつか取材する機会があるといいな。

昼食から戻り、
Y嬢と飯田橋のK社に打ち合わせのため東西線に乗る。
なぜか、いきなり、そわそわしだすY嬢。
「もしかして…あの方ですよね!」と言うので、
彼女が示す方を見たら、なんと楳図かずお先生が!
『漂流教室』の『まことちゃん』の人が
普通に東西線の座席に座っているではないか。
先生に駆け寄り、握手をしてもらうY嬢であった。

今日は、有名人によく会う日である。
とはいっても、普段から割とよくすれ違うかなあ。
仕事場近くの交差点でよくすれ違うのが、
なぜか大槻ケンヂ氏と、鳥肌実氏。あと脚本家の荒井晴彦氏。
このあいだ、掟ポルシェ氏に、とある書店で遭遇した。

なんだかディープな人たちとはよくすれ違う。
宮崎あおいや、蒼井優とは絶対にすれ違うことは、
悲しいくらいにないのだが。





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束の間のゆるやかさ

2008年05月18日 | 日々、徒然に
普段、TVはあまり見ないのだが、
日曜の夜は、NHKの番組を楽しみにしている。

夜11時からの『サラリーマンNEO』。
確か3シーズン目ぐらいで、
1シーズンの頃のほうが面白かったが、
とぼけた設定と、生瀬勝久、田口浩正、
平泉成など充実した出演陣のアンサンブルが楽しく、
肩の凝らないバラエティとして、
ビールを呑みながら見るとまったりとして、これが良い。

そのあとの『世界ふれあい街歩き』もいい。
一人称カメラで、世界各国の都市をゆっくりと歩く。
途中途中で出会う街並みと人。
店に寄ったり、職人さんの工房をのぞいたり。
橋を渡ったり、塔に登ったり、
と、ぼーっと眺めるには最適な番組である。
今夜はスペインの都市・レオン。
こんな風に、何の目的もなく
ふらふらと知らない街を歩きたいものだ。

明日の仕事のことは、しばし忘れ、
ゆるやかに過ごす束の間の時間──。
眠くなってきたな。おやすみなさい。また明日。
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やりたいことをやった人たち

2008年05月17日 | ささやかな幸せ
朝起きると、頭痛が。
首や肩の凝りもひどい。
疲労が溜まっているのだろうか。
そんなに大した仕事はしていないのだが。

それでも昼から仕事。
あっという間に夕方になり。
いちど自宅に戻ったあと、小雨の中、渋谷に。
向かうはユーロスペース。
今日から俳優・光石研さんの映画祭が始まる。
映画祭の正式タイトルは
「30周年 俳優・光石研~祝宴7デイズ」
http://www5.wind.ne.jp/film/mitsuken30/program.html

光石さんと言えば、
青山真治監督の『Helpless』や、
橋口亮輔監督の『ハッシュ!』など、
日本映画界屈指のバイプレイヤーとして活躍している人だ。
1年半ほど前に取材でお会いしたことがあったが、
非常に穏やかで温かな人だった。

そんな光石さんがデビュー30周年を迎え、
それを記念しての映画祭である。
この映画祭を主宰したのが、ライターのM君で、
チラシやパンフの作成からメディアへのプロモーション、
舞台挨拶のハンドリング、ゲスト依頼などで大忙しだと言っていた。

今日が初日。
デビュー作で主演作の『博多っ子純情』の上映である。
見事に満員札止めだった!

パンフレットをデザインしたI君も
入稿がギリギリで相当苦労していたが、
ちゃんと出来上がっていてカウンターに並んでいた。
パンフに掲載されている
光石さんの写真を撮ったYさんも会場にいて、
「大入りだねー」と言いながら、談笑。

M君とも話したが、すごく嬉しそうだった。
知り合いの人たちの苦労が実るっていいことである、非常に。

おめでとう。M君。良かったね。
勇気をもらった気がします。
頭痛もやさぐれた気分も、少しはおさまったかな。
僕も、やらなきゃいけないことを、やります。


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小夏と初夏の陽

2008年05月16日 | やさぐれ男のつぶやき
ずっと寒い日が続いていたが、
今日はようやく晴れて、爽やかな一日となった。
陽ざしもあたたかく、「小夏」も日向ぼっこ。


小夏です。愛想はないですなあ。

「小夏」とは、仕事場からほど近い古本屋にいる猫である。
もともとは野良猫だったらしいが、
古本屋の店主に拾われて以来、この界隈をテリトリーとしており、
仕事場近くの路地でよくすれ違う。
おおよそ愛想のない猫なのだが、
陽に当たりながら、ごろごろと寝返りを打つのだった。

そんな小夏を見て、写真を撮る僕は、
相当やさぐれているのかもしれない。
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麦芽の誘惑

2008年05月15日 | 日々、徒然に
仕事がなかな予定通りに終わらない。
今日もイレギュラーな案件が飛び込み、
その対応に追われてしまう。
イレギュラーなことも織りこみ済みで
仕事を進めたいものだが、なかなか厳しい。
スケジュールを睨みつつ、
この案件はまだ余裕。あの案件は少々やばい。
などと思っていたら、一気に時間が過ぎる。

今夜中にアレとコレをまとめればなんとかなるかな、
と考えつつ、ビールはひかえて仕事、である。
飲みませんよ。ほんとに。ビールなんか。絶対。

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それでも日常は続く

2008年05月14日 | 映画など
山下敦弘監督『松ヶ根乱射事件』を見る。
田舎町で起こる、チンケな事件。
それに巻き込まれる町の人々の喜怒哀楽を、
淡々と描くブラックコメディ。
数々の秀作をものにしてきたこの監督の、
ひょっとしたら最高作かもしれない。

 松ヶ根乱射事件(2007)

だらしなくて、身勝手なオトナばかり出てくる映画である。
自分の意志も何もなく、ただ流されるままに生きている。
少し気が強い者は、自分の勝手を通し、
気弱な者は、悪い奴らに食い物にされる。

身勝手な連中に振り回される主人公(新井浩文)が、
徐々にストレスを溜め込んでいくさまを見ていると、
心穏やかでなくなってくる。つまり、身につまされるのだ。

主人公の祖父が出てくるのだが、これがアルツハイマー。
近所の床屋の頭の弱い娘と、誰が父親だかわからないのだが、
いつのまにかその娘から生まれてくる子供。

ボケ老人か、頭の弱い女か、赤ん坊。
こうした人たちでなければ、
このだらしないオトナがはびこる
世の中を渡っていけないのかもしれない。
そんなやるせないメッセージを受け取った映画だった。



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心も懐も寒くないように

2008年05月14日 | 日々、徒然に
夕方から神谷町に行く。
東京タワーがすぐ横にあるビルのスタジオで、
ライターのS君とM嬢の3人でインタビュー取材。
そうなのか、と感心することの多い取材だった。
今まで知らなかったことを知るというのは、悪いことではない。

取材が終わったら、もう夜の9時。
食事でも、と思い神谷町をさまよう。
ここは、と思った庶民的な店はほぼ満員で入れず。
まあ無難なところということで、ロイホに。

なぜかS君と共鳴しあい、ビーフカレーを注文する。
おまけに生ビールも注文。
なにもそこまで共鳴しなくても、と思ったのだが、つい。

「仕事があるから飲みませんよ」と言う、
M嬢の冷ややかな視線もなんのその。
一気にビールをあおり、カレーを食すのだった。

5月だというのに、寒い。
心まで寒くならないようにしたいものだ。そして懐、も。

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驚愕の月曜日

2008年05月12日 | 日々、徒然に
池袋で単行本用の対談をおこなう。
対談相手は、これまで取材でお会いした人の中でも、
かなり凄い人の部類に入ると思う。
本当に世の中にはいろんな人がいる。
そう実感するときの楽しさはまた格別だ。

さらに対談中、驚愕の事実が発覚。
いい意味で、この単行本の方向性を揺るがすことになるだろう。
いったいどんな本になるのか、作っている自分も楽しみながら
迷いまくり、という感じである。

明日もインタビューが2本。
なかなかスリリングな現場になりそうな予感。
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With a little luck

2008年05月11日 | 日々、徒然に
午後から新宿でおこなわれたイベントに行く。
しばらくご無沙汰だった人たちに挨拶をしつつ、
さまざまなパフォーマンスを楽しむ。

イベントはあっという間に終わり、
気がついたらもう午後の4時。

仕事場に戻ったら、ゲラチェックのFAXが届いていた。
「感動的なので、増ページでいきましょう」との連絡も。
増ページは大変だけど、嬉しいことである。
デザイナーのTさん(邪悪なT君ではない)お願いします、
と他力本願な自分。

明日は池袋で単行本用の対談があり、楽しみ。
その前にこなすべき案件がいくつか。
怒濤の一週間が始まる予感がひしひしと。
ほんの少しの幸運があれば、なんとか乗り切れるはずだ。


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