Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

シリアスな気持ち横に置いて

2022年03月26日 | 読んでいろいろ思うところが
「レコード・コレクターズ」4月号を読む。
特集は「ナイアガラ トライアングルVol.2」の40周年盤。


このアルバムが出たのが82年。
もう40年も経ったのかということに茫然としてしまう。
ロンバケの次に出たのが本作で、
そのあと元春の「SOMEDAY」と杉の「OVERLAP」、
それに山下達郎の「FOR YOU」と「MELODIES」を合わせた6枚は
40年経った今でも聞いているわけだから、
まさにエヴァーグリーンなアルバム群だったというか。
当時(今も、だ)、大いにやさぐれていた自分にとって
身近にこれらのアルバムがあったことは幸せだった。

当時の自分にとってのベストトラックは
なんといっても元春「02 彼女はデリケート」。
疾走感あふれるロックンロールに痺れっぱなしだった。
でも今、本誌から得られる情報によると、
「03 Bye Bye C-Boy」は元春が
15歳のときに作った曲だと知って驚く。
そんな年であんなサージェントペパーな、
レディマドンナな曲をつくっていたとは。
ユアマザーシュッドノウな杉の「08 Love Her」と共に、
なんとビートリーなアルバムなんだろうと改めて思う。

若さあふれる元春と杉の曲を受けて、
大滝詠一が「10 オリーブの午后」から4曲
極上のポップスを聞かせてくれるわけで、
やっぱり名盤だし、いまだに古びていない。
というか、いまシティポップがブームらしいので、
何周かまわった末に、
ナウくておニューなアルバムになっているのだろう。
ともあれ、死ぬまでずっと聞くと思います。

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