巨大化のなれの果て

寒い日が続いたと思ったら、
今日は一転、生暖かい一日となった。
取材もあったりして仕事場と外を行ったり来たりする。
気温が高いので、それだけ疲労も増す感じに。
最近、とみに体力が落ちてきたなと実感するのだが、
精のつくものでも食べようかなと、邪悪なＴ君に相談したのが運の尽き。

「うひょひょひょひょ。
　そんなコトで悩んでたんですか～。
　早く言ってくださいよ～最近ブームのアレを教えてあげますから」



なんだこれは。唐揚げ？　しかも大量な…。
と、絶句しているところに追い打ちをかけてくる邪悪なＴ君。

「そうなんですよ～唐揚げなんです。
　尋常じゃない量の唐揚げが定食になっているんですよ～。
　左が『なか卯』で右が『ガスト』。
　それにしても安すぎませんか～この量で」

見たところ、唐揚げが10個ぐらいあって、
ご飯と味噌汁がついて500円を切るぐらいの値段のようだ。

「やっぱりアレですよ～鶏が大量に余ってるんじゃないですかね。
　遺伝子組み換えとかで、巨大化した鶏がこうして唐揚げに。うひょひょ
　しかも食べきれない場合はお持ち帰りができるみたいですよ～」

そうなのか。妙なシステムだ。

「だったら最初から５個ぐらいにしておけばいいと思いませんか。
　でも仕方ないんですよ～巨大化してますからね。うひょひょ」

巨大化はしてないと思う。
君の妄想が巨大化しているだけだ。絶対に。

あ。『ディア・ドクター』のことを書くのを忘れていた。
邪悪なＴ君のせいです。明日、書きますので。