Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

剛速球を受けとめろ

2007年06月30日 | 映画など
メル・ギブソン監督『アポカリプト』を見る。
俳優としては大スターのメルギブだが、
監督としても、相当な力量のある人だ。
『ブレイブハート』『パッション』もそうだったが、
剛球一直線の演出に圧倒されるエンタテイメントである。

 Apocalypto(2006)

中央アメリカ(今のグアテマラあたり)に栄えたマヤ文明。
そこに住む部族の青年に降りかかる苦難と、不屈の闘志を描く、
と書くとありきたりな感じがするが、
全編、息をつかせぬアクションの連続。
奴隷として捕らえられた主人公が、
追っ手から逃げ、そして反撃。
メルギブの映画は、いつも「反撃」をテーマにして、
それを徹底的なエンタテイメントにして見せてくれるのだ。
黒澤明の映画を彷彿とさせる、と書くと褒めすぎかな。
鮮やかすぎるラストにも感服。



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