オリビア・ニュートン・ジョンが亡くなったという。
享年73。早すぎるんじゃないですか。
中高時代の洋楽アイドルと言えばこの人だった。
リンダ・ロンシュタットや
カレン・カーペンターの方が好きだった自分としては、
友人たちが喜んでオリビアの新譜LPを買っていたのを
横目で見ていた記憶がある。
それでも「そよ風の誘惑」「レット・ミー・ビー・ゼア」
「カントリー・ロード」「マジック」
「フィジカル」などの曲はよく聞いていたし、
「イフ・ノット・フォー・ユー」は
ディランやジョージのバージョンより早くこの人のカバーで知り、
「ジョリーン」もドリー・パートンの
オリジナルと知ったのはずっと後のことだった。
そういう意味でロックミュージックの
伝道師的な役割を果たしていたところもあったと思う。
俳優としては「グリース」
「セカンドチャンス」「ザナドゥ」と、
必ずしも成功したとは言いがたいけれど、
ミュージカル映画が不作だった80年代に
オリビアがいなかったら、どうなっていただろう、
と思うぐらい孤軍奮闘していた気がする。
トラボルタとの「愛のデュエット」や
ELOとの「ザナドゥ」など名曲を残してくれました。
「グリース」のアニバーサリー的なイベントで
トラボルタとのデュエットを披露している彼女が
とても素敵です。惜しいひとを亡くしました。合掌。