桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

大会からの帰路に

2008-07-28 | Weblog
三日間の大会が終わった。警察を相手に復職を闘う元警察官から不当解雇と闘う人まで、救援会員以外にも多くの参加者があったが、何れも困難な闘いを続けている。それだけに長い苦闘を重ねて勝利に近づく布川事件は、それぞれの立場で「我が希望」と思って下さるようだ。
検察の馬鹿げた抗告によって、また結果の意義は高まるし、更なる力を生み出すことになる。弁護団は、それぞれが特別抗告書を手にして読み始めたようだ。
今日、自宅に帰れば我が家にも届いていよう。34ページほどの内容だ。すぐに、その内容に非や理不尽があればブログに書くつもりだ。
日本の高等検察庁が、8日間を要し、かつ夜間受付という異例の対応で作成した書面が如何ほどなのか、皆さんも期待していて下さい。
全国で希望と見ていて下さる皆さんに、三度の喜びを届けるために、これからも機会のたびに警察と検察の不法を語り、社会に真実を広める。そんな思いで帰って来た。

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