桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

ボナファイト2

2020-07-18 | Weblog
昨夜はロッテが日本ハム相手に2塁手へのボナファイトで打者もアウトになった、
先日、パーラーの走塁を書いたのに対して反論があったので書くが、昨夜のロッテ選手はベースではなくて2塁手の足を目掛けてスライディングした。
先日のパーラーも左足が山田が足に向かっている。あれはベース近くでのスライディングでの勢いとは、全く違うし、山田がジャンプして下りたときに右手で足を払った行為は、これもスライディングの勢いとは違う。
昨夜のロッテ選手は足を狙いはしたが、それ以上の行為はしなかったのだからパーラーのほうが巧妙で悪質だったろう。
ただし、ここからが反論者に同感なのだが、パーラーの上を行ったのが山田だ。
ショートからの送球を受けた2塁手は、誰でも経験かあれば判るだろうが、次は打者走者をアウトにする送球体勢を作るのだが、山田のジャンプして着地した体勢は、全く送球体勢ではない。完全にパーラーや1塁に背中を向けてジャンプして着地しているので、あれではパーラーが何もしなくても打者走者はアウトに出来なかっただろう。
ショートゴロ、ゲッツーを狙う、2塁に入る、パーラーが来る、近くて滑る、このままでは打者走者をアウトにするのは難しい、ならばパーラーの走塁妨害を誘う、ジャンプ、着地も1塁に背中を向けたまま、パーラーは望む通りに足にもスライディング、右手で足を払った、してやったり❗️
それが山田のアタマの中だったはず。
余りに見事に演技が決まった恥ずかしさにパーラーのラフプレーで被害があったかのようにベンチに下がる‼️
パーラーがやった守備妨害に変わりはないが、やるよね、山田も‼️
多分、反論氏は、その山田の頭脳プレーを主に感じたのだろうが、誘われたパーラーが甘かった、日本野球を舐めていたってことだね。