桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

得した

2012-10-30 | Weblog
先日の砂川集会。
最後は、4百の席に少数精鋭。皆さんが熱心に映画を観てくれたが、俺は感謝を込めて挨拶の最後に唄った。
その歌に対して、「聴けて得した」と言って下さる方が、何人もいたらしい。
俺の歌は、東京や茨城方面では、余り評価されない。揶揄されてもいるが、得したなんて言って下さる方がいるなんて、本当に嬉しいよね。
やはり年内にCDを発売する。
笑わば笑え!

ポロト湖

2012-10-30 | Weblog






俺の知り合いに北海道好きがいる。北海道に住みたいと言っていた。
確かに空気は軽くて爽やかだし、景色は雄大だし、食べ物は美味いし、本当に北海道はいい土地だ。
その知り合いは、年に何度も恋人と来ては遊んでいるらしいが、俺は遊び慣れていないので、今日のような休日になると時間の使い方、遊び方が下手くそだ。
今日も登別温泉周辺の山を歩き、熊を探しに行くつもりで宿を出たが、それだけでは勿体ないと思い、白老にあるポロト湖へ行くことにし、アイヌ民族村などを見学した。
直接にアイヌ文化を見るのは初めてだったが、和人とは違う民族であり、文化だと、良く判った。沖縄民族と文化も含めて、こういう違う民族と文化を天皇の下に統一して虐げて来たのが日本なんだよなぁ。

北海道警

2012-10-30 | Weblog
今朝の北海道内のニュースに、新公安委員の就任があって、その人が北海道警の不祥事に付いて厳しく言及したというのがあった。
何でも、昨年の不祥事は31件だったが、今年は、既に35名が懲戒処分を受けているようだ。
まあ警察官という職業は、常に悪事に触れ合うことから、自らも朱に染まり易い立場にある。それだけに厳格な倫理観が求められるのだが、残念ながら警察内部には倫理観の欠片もない。裏金を始め、「正義のために行う」という自己弁護を使った日常的に重ねられる違法行為によって、警察官たちの倫理観は磨滅させられている。
新公安委員の言や良し!だが、この新公安委員も、きっと何も変えられないだろう。「道警と一体となって規律維持を」と語っているからだ。道警が腐っている親玉なのに、その道警と一体となって、何が変えられるのだ。
警察を監査する強権を持った第三者機関を作らなければ、犯罪者集団警察は変えられまい。
何とか作りたいね、第三者機関を。そして、真っ直ぐな正義観を持って警察官になる人々を守りたいものだ。