桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

足慣らし

2012-10-02 | Weblog
明日から鹿児島へ行く。
巡礼から戻り、何もしないでは、また足は軟弱になるから、今日は、少し歩いた。
連れ合いの実家に陶板浴に入りに行くことにして、俺は、連れ合いより先に歩いて向かった。
約1時間後に家を出た連れ合いの車と合流したのは、大体、7キロ以上先だった。
今日の歩行距離だけで険しい山道もある遍路道は、そう単純に計算出来ないが、1時間強で7キロだから、この5倍や6倍が、毎日の巡礼の歩行距離になるだろう。
改めて遍路の距離数を確認した。遍路は大変だ!

始まりはじまり!

2012-10-02 | Weblog

昨日は、国賠裁判支援組織立ち上げ総会だった。
会場一杯の65名の参加者で大成功の船出になり、いよいよ始まるの気持ちになった。
布川事件第2幕の闘いになるが、負ける要素は微塵もないと思っている。それは再審を闘っているときとは、全く社会状況が変わったこともあるし、私の思いと闘いを社会が支持してくれるという確信があるからだ。
無実の証拠を隠す検察の行為が許されるのかどうか、その1点を社会に訴えて問い掛けて行けば、多くの人の賛同を得て、改革を求める俺の願いは、必ず実現するし、勝てる。勝てないはずはない。
検察のみならず、検察に証拠隠しを許して来た裁判も含めて、その問題を訴え広めて行けば、道理は世論となり、改革の力となるだろう。
新しい闘いの始まりだし、これからが俺の本当の闘いだと思っている。